2020.07.01 通販会社
アダストリアの1Q、コロナ直撃で47億円の営業赤字…EC売上高は25.7%増
(株)アダストリアが6月30日に発表した2021年2月第1四半期(20年3~5月)連結決算は、売上高が前年同期比40.9%減の332億6700万円、営業損失が47億5800万円(前年同期は52億2100万円の営業利益)、純損益が36億8100万円(前年同期は32億6700万円の純利益)となった。
コロナ影響で国内売上高42.2%減
国内売上高については、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外出自粛の動き、及び商業施設の休業や営業時間の短縮などにより来店客数が大幅に減少した結果、前年同期比42.2%の減収となった。
EC3カ月連続で急伸、売上高は134億円
アダストリア単体は大幅減の一方、EC販売は堅調だった。3~5月の単体売上の前年同期比推移は75.8%→32.2%→55.2%。一方でECは110.8%→118.2%→148.8%と急伸した。国内子会社(2~4月)、海外子会社(1~3月)も同様だが、国内子会社のEC専業ブランド・BUZZWIT社を堅調を維持した。
巣ごもり消費や自社EC強化の取組で、WEB事業の国内EC売上高は前年同期25.7%増の134億円で、対国内売上高構成比は42.8%に達した。うち、自社ECのドットエスティは22.7%となった。また、会員数は1050万人となり、前期末比から20万人の増となった。
休業中店舗スタッフがインスタLIVEなど実施
自社ECの強化については今期、コロナ禍での休業期間中、ショップスタッフが自宅からスタイリング写真をアップしたり、個人のインスタグラムアカウントでLIVE配信を行うなどして、売上に貢献。投稿数は前年比150%以上に伸長した。
収益面では、春物商品の在庫消化を推し進めたことから値引き販売が増え、売上総利益率は53.2%(前年同期比5.2ポイント減)となった。販売費および一般管理費は、店舗の休業や営業時間の短縮などに伴う人件費や店舗家賃の減少に加え、出張の自粛やイベント中止などによる経費削減に努めた結果、前年同期比で52億1900万円減少した。
しかしながら、大幅な減収の結果、販管費率は67.5%(前年同期比18.4ポイント増)となり、特別損益については、特別損失として店舗の減損損失8800万円を計上した。
店舗展開については、26店舗の出店(海外はなし)、10店舗の退店(うち海外2店舗)の結果、今期末の同社グループの店舗数は、1408店舗(うち海外75店舗)となった。
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