2020.06.19 通販支援
スクロール360、新物流センター「SLCみらい」を稼働…関東初の拠点に
通販事業をまるごとサポートする(株)スクロール360(本社・静岡県浜松市)は18日、関東エリアでは初めてとなる物流センター「スクロールロジスティクスセンターみらい(SLCみらい)」を、茨城県つくばみらい市に建設し、稼働を開始したと発表した。
「次世代CRM物流」
同社によると、現在の物流拠点(東海エリア、関西エリア)に首都圏エリアが加わることで、「全国3大拠点での物流ネットワーク」が構築され、最適な配送ネットワーク連携が可能になる。24時間・365日稼働、国内・海外直結の最速入出荷フローの構築で、EC・通販業務全般の「ジャスト・イン・タイム構想」の完成をめざす。
同社の強みである「物流」の枠を超え、マーケティング・BPO・決済などとの融合で、付加価値を高めた「次世代CRM物流」を実現するための象徴的なセンターとなる。今後も拡大が予想されるEC・通販市場で、EC・通販事業者への高付加価値ワンストップソリューションの提供企業として、あらゆるクライアントニーズに全方位(360度)で対応していく考えだ。
つくばみらい市は、東京から1時間圏内。圏央道と常磐道が交差する物流拠点として好アクセスでもあり、さらに大消費地首都圏への配送リードタイム短縮とコストダウンにも大きく貢献できることがメリット。出荷スピードが格段に上がるという。
トライアル商品の配送を迅速化
例えば、単品リピート通販で成長しているEC事業者でも、トライアル商品が届くまでに注文から1週間もかかることもある。原因は配送量の上限や物流センターのリソースなどだが、この問題を複数拠点に分散することで解決できるようになる。
さらに拠点を増設して分散化することは、BCP対策にもつながる。新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、台風や地震などの災害対策など、どんな状況下でも柔軟に対応できる経験とノウハウ、最新鋭の設備があるとしている。
最新鋭の設備を導入
また「SLCみらい」では、多種多様な商材に対応できる認可や資格を取得。オンデマンドプリンターや同梱物自動仕分機など最新鋭の設備を導入し、今後は物流業務に加え、EC業務やコールセンターなども併設予定だ。フルフィルメントセンターとして完結できるという強みもあり、化粧品や健康食品など単品リピート通販の事業者からの問い合わせも多いという。
コロナ禍の影響もあって、同社は物流センターをバーチャルで見学できる仕組みを構築した。遠方などで直接見学が難しい事業者や、検討のスピードを重視する事業者向けの「バーチャル視察」の導入で、見学に要する時間やコストも大幅に削減できるとしている。
新物流センター「スクロールロジスティクスセンターみらい」は、延べ床面積約3万㎡、地上5階建て、鉄骨造り。建設用地と建物、物流設備などで投資額は約60億円という。

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