2020.06.19 調査・統計
シニアの巣ごもり消費、約2割が「EC利用増えた」…スーパーは4割減も
(株)セガは18日、シニア層の趣味活動を応援するウェブサイト「シュミカツ!」を通じて調べた『緊急事態宣言期間におけるシニア世代の巣ごもり消費に関する調査』をまとめ、公開した。生活必需品を扱うリアル店舗の利用頻度は減少し、スーパーは60、70代で「減った」が4割を超えるなど、「シニア層もECで巣ごもり消費」の傾向が浮き彫りになった。
50代の男女1065人に調査
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛で、在宅でのネットショッピングや、余暇時間を過ごすためのエンタテインメントコンテンツの利用といった「巣ごもり消費」が注目されている。セガはシニア世代に注目し、50歳以上の男女1065人を対象に、緊急事態宣言下の4月24日から5月6日にかけ、「巣ごもり消費」をテーマに調査した。
DgS利用の減少割合は低く
それによると、生活必需品を扱う「スーパー」「コンビニ」「ドラックストア」「個人商店」など、リアル店舗の利用頻度はすべて減少。「減った」が一番高いのは「スーパー」の38.2%で、年代が上がるほどその割合は高くなっていた(50代 33.8%、60代 40.4%、70代 44.1%)。また、ドラックストアは「減った」割合が20.2%と一番低かった。
リアル店舗の代替となるネットサービスとして、「通販・ECサイト」「ネットスーパー」「料理・食材宅配サービス」「フリマアプリ・ネットオークション」「インターネット金融サービス」などがあるが、「利用頻度の変化」で、利用率が一番高い「通販・EC サイト」は、「以前から利用しており、頻度が増えた」が19.3%と最多だった。
ECや出前、2割が「支出増えた」
各ネットサービス利用者を対象に購入金額の変化を質問したところ、「通販・EC サイト」(22.5%)、「料理、食材宅配サービス」(21.1%)で「増えた」が2割を超え、増加傾向が見られた。
また「実店舗でのサービスと比べて便利な点」は、すべてのサービスで「外出する必要なく、サービスを利用できること」がトップだった。
ECで重視するのは「安さ」
各ネットサービス利用者を対象に、サービスを選ぶ時に重視する点をたずねた質問では、
「通販・EC サイト」「ネットスーパー」「フリマアプリ・ネットオークション」で、「価格や利用料が安い」(74.9%)が1位。「インターネット金融サービス」では「セキュリティ面など安心して利用できる」(70.3%)、「料理・食材宅配サービス」では、「豊富な商品や高い質のサービスを提供している」(50.5%)が、それぞれ1位になった。
動画・宅配レンタルの頻度は10%超増
自宅での余暇時間に楽しめるエンタテインメントの利用頻度の変化では、利用率が一番高い「動画共有サービス」では、「以前から利用しており、頻度が増えた」が17.7%と最多。続いて、「動画配信サービス・宅配レンタル」で「頻度が増えた」が11.0%で2位だった。
「シュミカツ!」は、「アクティブシニアの日常生活にエンタテインメントを!」をキーワードに、シニア層に人気の6つの趣味ジャンル(旅、健康、園芸、グルメ、鑑賞、学び)を網羅したウェブサービスだ。記事による情報発信を行う「情報発信ポータルページ」と、日記のように簡単操作で趣味活動を記録できる「シュミロク(趣味録)」機能を提供している。
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