2020.06.18 調査・統計
コロナ禍で総合EC利用は3割増・NS利用4割増…10~20代の利用増が顕著
モバイル専門のマーケティングリサーチ機関「MMD研究所」が17日公表した「2020年5月 新型コロナウイルスにおけるEC利用動向調査」によると、利用頻度は3月以前と比べ、総合ECが3割増、ネットスーパーは約4割増になっていることが分かった。
10~20代の総合EC利用が顕著に
(株)コロプラが提供するスマホ向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」で共同調査。スマホを持つ18~69歳の男女2128人を対象に、5月13~18日に実施した。
それによると、総合ECの利用者1830人に、3月以前と比べて頻度に変化があったか聞いたところ、「増えた」「やや増えた」を合わせて「増えた」と回答した人は31.6%となった。10~20代が36.8%と最も多く、60代の27.5%と比べると9.3ポイントの差があった。
NSも10~20代の利用が激増
ネットスーパーの利用者119人に、3月以前からの変化を聞いたところ、「増えた」「やや増えた」を合わせた割合は38.6%だった。こちらも10~20代が58.8%と最も多く、60代の20.6%と比べると38.2ポイントの大差がついていた。
総合ECまたはネットスーパーの利用者に、今後もネットで商品を購入するかを聞いたところ、総合ECは「今後も購入すると思う」が55.6%、ネットスーパーは「今まで通り購入頻度は変わらないと思う」が54.3%という回答が、それぞれ最多だった。
書籍・ホビーのネット購入割合高く
直近3か月の商品購入について、ネットと実店舗どちらが多いか聞いたところ、ネットでの購入が多い商品は「書籍」が37.4%と最も多く、次に「ゲーム、おもちゃ」が30.3%、「家電」が28.4%だった。
食品・日用品は「実店舗派」多く
一方で実店舗での購入が多い商品は、「食品」が85.5%と最も多く、次に「ティッシュ・トイレットペーパー」が76.6%、「紙類・マスク以外の日用品」が76.4%だった。
スマホを所有する2128人を対象に、緊急事態宣言発令以降に買い物の仕方に変化があったかを複数回答で聞いたところ、「実店舗に買いに行く回数を減らした」が43.1%と最も多く、次に「店舗の消毒液を必ず使うようになった」が41.4%、「スーパーに買いに行く際に、混雑時間を避けた」が35.1%だった。
高額転売品の購入経験、3割が「ある」
総合ECを利用している1830人には、こんな質問も。直近3か月以内に高額で転売されている商品を見たことがあるか聞いたところ、「ある」が53.8%に上っていた。高額転売商品の購入経験を複数回答で聞いたところ、「ある」は32.6%で、購入商品は「マスク」が29.4%と最も多く、次に「除菌、アルコール消毒類」が12.3%、「ゲーム機本体」が7.6%だった。
上位3項目の年代別では、「マスク」は10~20代が38.7%、30代が38.5%、「除菌、アルコール消毒類」は10~20代が22.0%、30代が16.0%、「ゲーム機本体」は10~20代が16.7%、30代が10.7%という結果だった。
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