2020.05.13 調査・統計
緊急事態宣言後に「お取り寄せ通販」の検索が急増…ヤフー食トレンド
ヤフー(株)は12日、自社の事業者向けデータソリューションで、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が「食のトレンド」に与えた影響を探った自主調査レポートを公開した。「Yahoo!検索」のビッグデータをもとに分析した。
「美味しいものが食べたい」の検索キーワードが急伸
外出自粛の要請で、実店舗での買い物が難しく消費活動が落ち込む中、それでも伸びてきて「いるニーズはないか――。意外にも、幅広く存在していることが分かった。
4月7日の緊急事態宣言以降、急激に伸びた検索キーワードがある。それは「美味しいものが食べたい」だった。外出自粛やテレワークの推奨などで、自宅で過ごす時間が多くなっていた時期。4月までは例年と変わらない検索数で推移していたが、4月に入って急激に増加した。
テーマは「高級」「スイーツ」「支援」
検索数が伸びた一つ目のテーマは「高級」。さまざまな高級食材や料理の「通販」「取り寄せ」が伸びた。「高級食材 通販」「ウニ 通販」「いくら 通販」「うなぎ 通販」「牛タン 通販」「マスクメロン」などだ。一部、「母の日」による増加もあるが、昨年と一昨年の推移と比較すると一目瞭然。それだけではない明らかな伸びを見せている。

テーマの二つ目は「スイーツ」。「スイーツ お取り寄せ」「ケーキ 通販」「プリン お取り寄せ」「マカロン 通販」「和菓子 お取り寄せ」などのキーワードだ。「母の日」ニーズに加えて、自宅でできる数少ない変化や刺激、外出や外食などが減ったことによる出費の低下、長引く自粛でのストレス解消など、さまざまな要因によるものと推測される。

そして、三つ目。テーマは「支援」だった。「コロナ 支援 通販」「お土産 通販」「お菓子 詰め合わせ」「フードロス 通販」などの検索キーワード。二つのテーマと同様に、自粛要請や休校、緊急事態宣言などによって、行き場を失った食材や食品を購入したいというニーズだ。中には通常で買うよりも安く販売されているものもあり、4月以降、急激に検索数を伸ばしている。
ヤフー・データソリューションは、公開したデータを含めて個人を識別できるデータ (パーソナルデータ)は、同意がない限り外部に提供することはないとしたうえ、今後も、新型コロナウイルス感染症対策やその影響の分析に役立つレポートやデータを発信する考えを示している。
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