2020.04.17 通販支援
NRI、生活者の「メディア接触」「消費行動データ」提供し分析コンテスト
(株)野村総合研究所(NRI)は16日、「激動の時代に、マーケティングのできること」をテーマにした「マーケティング分析コンテスト2020」を開催すると発表した。NRIが3000人の生活者から独自に収集したシングルソースデータを、学術研究やマーケティング実務に活用してもらうことを目的に07年から開催。これまでの数多くの研究成果が活かされてきた。
生活者3000人の独自データ提供
NRIは、約200社を対象に「Insight Signal(インサイトシグナル)」という事業を行っている。同事業で収集している実際のシングルソースデータを、コンテストの参加者に提供する。その膨大な消費行動データと企業の広告出稿実績から、「激動の時代に、マーケティングのできること」というテーマに沿って、研究してもらうという。
提供するシングルソースデータは、同一人物から、「メディアへの接触状況」と「消費行動(商品・サービスの認知や購入)」を、2か月にわたって収集した国内唯一のデータだ。これを多面的に解析することで、生活者の行動や広告効果の分析がより正確なものになる。
今回から、いままで以上にマーケティング観点からの深耕が可能になるよう、「消費行動・消費意識データ」を追加した。また、昨年まで提供していた「Webサイトへのアクセスログデータ」に代わり、「Web利用時間帯・Webメディアの利用時間データ」も提供する予定といい、マーケティングを学ぶ学生や教育関係者、実践している企業人に、積極的な参加を求めている。
エントリーは9月末まで
エントリー期間は9月30日まで。研究成果の提出締め切りは11月13日を予定。新型コロナウイルスの影響で世界的な混乱が生じ、市場動向は先の見えない状態が続く。類を見ない状況だからこそ、過去のデータを精緻に分析するだけでなく、消費者の行動・意識が今どうなっているのか、データから得られる解釈や仮説を伴ったアプローチが必要となるとしている。
マーケティング手法としての斬新さや、マーケティング戦略に新たな示唆を与えているかどうかを重視した審査となり、最優秀賞(1点)に賞金20万円、優秀賞(同)に10万円、佳作(同)に5万円が贈られる。結果は、専用サイト上で、2021年1月中旬に発表する。
NRIは、コンテストを通じ、さまざまな視点から生活者の購買要因の掘り下げが行われることで、企業に広告・マーケティング戦略を見直す手掛かりや示唆が与えられ、生活者とのより豊かで適切なコミュニケーションが推進されることを期待している。
▼専用サイト「Insight Signal マーケティング分析コンテスト2020」
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