2020.04.16 通販会社
大手メーカーで広がるコロナ支援の輪、サントリーは消毒用アルコール提供
新型コロナウイルスの感染拡大で消毒用アルコールが不足していることを受け、サントリーホールディングス(株)は15日、「消毒用アルコール」を4月下旬から医療機関向けに提供すると発表した。
サントリースピリッツが製造
需要がひっ迫している手指用の消毒アルコールに関しては、厚生労働省がメーカーに対して、備蓄が足りない都道府県などに優先的に供給するよう、要請していた。
サントリーが製造できる高濃度のアルコールが、医療機関などで手や指の消毒用として使えるようになったことから、生産を決めた。ジンなどの蒸留酒をつくるサントリースピリッツ(株)大阪工場(大阪市港区)で蒸溜したアルコールの一部を、医療機関などに提供する。スピリッツの蒸留技術を活かし、95度のアルコールを製造する。費用はすべて同社負担とした。
医療機関や高齢者施設に供給
医薬品の卸業者などを通じ、医療機関や高齢者施設などに供給される。なお、海外では、すでにビームサントリー社が、米ケンタッキー州の生産拠点でアルコール消毒液を製造し、同州の救急隊員、医療関係者などへ提供しているという。
宝酒造や資生堂も支援実施
また、宝酒造(株)が、酒類用や工業用のエタノールの提供を表明しているほか、資生堂も同日、国内4工場で手指消毒液の生産を開始すると発表した。手荒れに配慮した手指消毒液を独自に開発。17日から栃木県大田原市の工場で生産を開始し5月以降は大阪市、静岡県掛川市、埼玉県久喜市にある工場で生産を始める。医療機関などを中心に毎月10万ℓを供給していく予定だ。
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