2020.04.02 調査・統計
2019年トクホ市場規模は微増の6493億円…日健栄協調査
(公財)日本健康・栄養食品協会が1日公表した「特定保健用食品(トクホ)の市場と表示許可の状況調査」によると、2019年度の市場規模は6493億円で、前年度から微増。20年3月末現在、トクホとして表示許可・承認された食品は1074品目となっている。
145社1059品目で統計
トクホは、不適切な生活習慣に伴う健康リスクを低減するように工夫された食品をいい、国が「健康機能表示」(健康への効果を示す表現)を具体的に表示することを許可・承認する制度として、国際的にも注目されている。
調査は19年末現在で許可・取得した1075 品目を持つ153社のうち、20年3月末までの失効品目を除いた1071品目、152社を対象とした。うち145社(95.4%)、1059品目(98.9%)について回答を得た。
19年度は「整腸」が最も大きく
用途別構成比は、07~16年度まで「整腸」「中性脂肪・体脂肪」「歯」の順で、ほぼ横ばいで推移していたが、17年度に「歯」と「コレステロール」が入替わった。19年度は、「整腸」が59.5%と最も大きく、「中性脂肪・体脂肪」が24.4%、「歯・肌」が4.4%だった。
「整腸」の中心となる乳酸菌関連品目は、トクホの市場規模全体とほぼ同様に推移。オリゴ糖関連品目は前年度に比べ89.1% と大幅に減少し、食物繊維関連品目は前年度に比べ144.9%と大幅に増加し、前年度に続いて調査開始以来の規模となった。
販路では戸配・DgSが微減
販売経路別の市場構成は、「スーパー」(43.8%)「コンビニ」(17.0%)で、全体の55~60%を占める構成比は、ほぼ同規模で推移している。「戸配」は18.6%を占めたが、前年度比 96.9%の微減となった。同様に「ドラッグ・薬局」(6.2%)も99.3%とわずかに減少した。
通販は22.2%減に
「通信販売」(4.5%)は構成比率が小さいまま推移しているが、09年度に大幅に増加。その後は微増しながら推移していたが、19年度は前年度に比べ77.8%と大幅に減少した。
種類別の市場構成は4種類に区分して調査した。「清涼飲料水」は18年度に比べ105.0%と増加し、「乳製品」は同99.6%。「加工食品・調味料」 は同105.2%と増加し、「菓子・その他」は91.6%と大幅に減少した。
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