2020.03.31 調査・統計
国内プロテインの市場規模、19年は6.8%増の505億円…ドリンクやHMBがけん引
総合マーケティングビジネスの(株)富士経済が30日発表した「スポーツサプリメントからダイエット食品まで アクティブ&ウェルネスフーズ市場2020」によると、トップアスリートだけでなく、入門者や女性までユーザー広がっているプロテイン市場の伸びが顕著だった。
ライトユーザーへの広がりが成長要因
スポーツ関連食品のユーザーは、かつては一部のトップアスリートや競技者に限られていたが、スポーツ時における摂取の重要性が幅広く理解されてきたことで、徐々に増加。特に15年以降は、プロテインが一部のユーザーだけでなくスポーツ入門者、ダイエット志向の女性なども含めたライトユーザーまで飲用層が広がりプロテインブームが発生、好調な伸びとなっている。その結果、19年の総額は4517億円を見込んだ。
スポーツ用パウチゼリーが好調
「スポーツ用食品市場」は、プロテインやメガブランドをはじめ、商品数の増加で活性化しているスポーツ用パウチゼリーなどによって好調に伸びている。19年は512億円で、18年比107.8%を見込んでいる。
「非スポーツ用食品市場」は、非スポーツ用プロテインや非スポーツ用アミノ酸などの需要がスポーツ用にシフトしていることもあり微減するとみられ、19年は1654億円、18年比99.3%。「スポーツドリンク・機能性清涼飲料市場」は、18年の猛暑から一転して19年は冷夏だった影響もあってマイナスとみられる。18年比99.6%の2351億円を見込んだ。
プロテイン市場はドリンクが大幅増
注目のプロテイン市場は、スポーツ用プロテインの18年比見込み伸び率が111.7% プロテインドリンクが同189.6% ニュートリションバーが同102.7% HMBサプリメントが同107.9%。19年見込みで505億円(18年比106.8%)となり、その3分の2がスポーツ用プロテイン。幅広い層を取り込むことに成功し、特に海外ブランドが伸びている。
ライトユーザーをターゲットとしつつも幅広い需要を取り込んだ商品のヒットで、プロテインドリンクは、17年から大幅な市場拡大が続いている。ニュートリションバーは、プロテインバーが相次いで投入されたことや海外ブランドの増加で、堅調な市場推移となっている。
HMBサプリは8%増
HMB(βヒドロキシβメチル酪酸)サプリメントは、新規参入が相次いだことで市場は急拡大を遂げてきた。18年はトップメーカーが撤退したことで一時的に縮小したものの、需要増加は続いており、19年は拡大に転じるとみている。
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