2020.02.25 通販支援
北海道新幹線でも宅配便輸送を!佐川とJR北が貨客混載を実車検証
佐川急便(株)と北海道旅客鉄道=JR北海道(株)は、北海道新幹線を使った輸送を検討している。新函館北斗~新青森間で、客室内へ宅配便荷物を収納した専用ボックスを積載して運ぶことを想定し、3月上旬にも実車検証を予定している。
道北・宗谷線では宅配便50/日を輸送
両社による在来線での貨客混載輸送は2019年4月、宗谷線の稚内~幌延駅間で、幌延町向けの宅配便荷物を旅客列車で運ぶ「貨客混載輸送事業」を開始。現在は、一日あたり約50~60個の宅配便を輸送している。
「次のステップ」として、佐川急便は北海道・本州間の輸送ネットワークの効率化による配送品質の向上を図り、これまでより短いリードタイムでの輸送を可能にする新しいサービス展開の実現をめざしている。JR北海道も、新幹線の有効活用につながる貨物混載輸送に積極姿勢を示しているという。
津軽海峡のフェリー輸送を新幹線に
北海道から本州への輸送は現在、佐川急便の函館営業所から3㌔の函館港までトラックで運び、青森港までの124㌔をフェリーで輸送。そこから、7㌔先の同青森営業所までトラックで運んでいる。これにより、荷物の配送は翌日午後からとなっている。
北海道新幹線を利用すると、佐川急便函館営業所からトラックで運ぶ荷物は、13㌔先の新函館北斗駅へ。そこから新幹線に載せて新青森駅(149㌔)へ運び、4㌔先の営業所へ。荷物の配送は翌日午前から可能になるという。
本州から北海道への輸送はこれらの逆ルートをたどることになるが、事業化に向けては、実車検証の結果や関係機関との調整を踏まえて決める方針としている。
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