2020.01.27 通販支援
OKIPPA、環境省のCO2削減ラストワンマイル配送モデルに採択
簡易宅配ボックス「OKIPPA」を手がけるYper(株)は、環境省の「令和元年度CO2排出量削減に資する新たなラストワンマイル配送モデル調査」の委託事業として24日、OKIPPAを使った実証実験を開始した。「置き配」などの新たな配送モデルについて幅広く検証する。
実証実験にはJP・佐川も連携
実証実験は日本郵便(株)、佐川急便(株)、東京海上日動火災保険(株)、(株)オープンロジと連携。日本郵便と佐川急便は商品配送、東京海上は盗難時補償、オープンロジは倉庫保管の面で、それぞれYperと協力する。
2月23日まで実験
2月23日までの1カ月を期間に全国を対象とした実証実験では、OKIPPAの活用や置き配を含む指定場所配送を宅配便の受取方法の有力な手法として検証する。再配達の削減とともに、生産性向上やCO2排出量削減に関するデータの取得や分析、利用者と配送員へのアンケートなどから、その効果を可能な限り定量的に評価する。
環境省は「未来の宅配サービスのかたちを探る試み」と位置付け、検証用の通販サイトを設けるなどして本腰を入れている。「新・宅配モデル体験キャンペーン」と名付けた取り組みは、置き配を含む簡易配送の普及に必要な条件を探るとともに、オートロックマンション内のスムーズな実施手段の検証なども目的にしている。実証実験用のオートロックマンションは別途用意しており、今回の参加者は該当建物に居住する世帯のみとなる。
実証実験は、お米や洗剤など普段使いの日用品を揃えた検証用通販サイトを使って消費者に購入してもらうところから。その際に受け取り方法を選択する。(1)対面での手渡し(2)玄関前(3)ガスメーターボックス(4)物置・倉庫(5)OKIPPA(6)OKIPPA以外の簡易宅配ボックス(7)戸建て用の固定型宅配ボックス(8)集合住宅用の固定型宅配ボックスの8種類だ。
1配送30円の任意盗難補償も試験
同時に、1配送につき30円で試験的に提供する任意盗難補償の可否や、対面での手渡し以外は、配送時にチャイムを鳴らして到着を知らせるかどうかも選ぶことができる。商品到着後のアンケートに協力すると、1000円相当分のAmazonギフト券が進呈される。
受け取りの手法や盗難補償、玄関前でチャイムを鳴らさず商品を置く配送に対するニーズが、どの程度存在するのかを見極め、これらにより、置き配などの再配達削減と配送サービス向上・効率化など、新たなラストワンマイル配送モデルの実現に役立てたい考えだ。
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