2020.01.15 通販会社
ロコンド3Q、 2億円の純損失…四半期ベースで過去最高の営業利益
(株)ロコンドが14日発表した2020年2月期第3四半期(19年3月~11月)決算は、売上高が前年同期比31.7%増の63億5700万円、1億8900万円の営業損益、2億800万円の純損益となった。
四半期ベースの営業利益は過去最高
全事業の商品取扱高(返品後)は同4.5%増の138億2000万円。売上高とともに30%以上の成長率をみせた。認知度向上を目的としたテレビCMなどの広告宣伝費が、1年半の積極投資期間を経て大幅に減少。四半期ベースの営業利益は1億4000万円の黒字を計上し、過去最高となった。
EC事業は、「LOCONDO.jp」の運営、「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」など、他社モールへの出店を行っており、出荷件数は146万件、出店ブランド数は2458と順調に増加。アクティブユーザー数は90万人を突破した。その結果、商品取扱高(返品後)は 104億583万円(前年同期比26.9%増)、売上高は48億6420万円(同27.5%増)となった。
CMで「自宅で試着」が定着
第3四半期までは、マスメディア広告投資を通じて「自宅で試着」が浸透したほか、コンバージョン率が高いアプリのUI/UX改善に注力。1月からの「EC戦略」として、コンテンツマーケティングにも力を入れ、ECとしての魅力度向上を志向。新コンテンツを毎週アップする。
ブランドの自社公式EC支援(BOEM)、倉庫受託(e-3PL)、店舗の欠品や品揃え補強(LOCOCHOC)の運営などを行うプラットフォーム事業は、商品取扱高(返品後)が24億8839万円(同41.0%増)、売上高が7億1449万円(同1.7%減)。「BOEM」における支援企業社数は新たに(株)fitfitなどの開始により第3四半期末時点で27社となった。
ブランド事業については、EC事業及びプラットフォーム事業のサービスを活用し、自社でブランド運営を行っている。主な取扱ブランドは「MANGO」、Misuzu & Co.が扱う「Vanity Beauty」「Bell Florrie」などで、商品取扱高(返品後)は同196.4% 増の9億2595万円、売上高は同174.2%増の7億7912万円を計上した。
通期業績見通しを下方修正
同社は併せて、20年2月期の通期業績見通しを下方修正した。商品取扱高が180億円~185億円(修正前225億円)、売上高が83億円~85億円(同100億円)、営業利益が1億5000万円の赤字~0円(同0円)、純利益が5000万円~2億円(同2億円)とした。
計画値の修正は、第3四半期ベースでの商品取扱高や売上高は前年実績を上回ったものの、進捗率は低く、通期では前年予想を下回る見込みとなったため。消費税増税や度重なる台風、暖冬による天候不順などが影響し、「足元の実績を踏まえた結果」としている。
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