2019.12.25 調査・統計
EC・通販利用者所有のIT機器、PCが4ポイント増の82%…初の増加に
(株)エルテックスが調査した通信販売に関する「消費者の行動や意識」によると、購入する商品ジャンルで「日用品」がじわりと伸びていることが分かった。通販が日常の暮らしの中に違和感なく溶け込んでいる様子が見えてくるようだ。
スマートフォンの利用は頭打ちか
調査の中身は、通販を利用する消費者の「周辺を取り巻く環境」「消費行動や利用動向」など。同社の中核顧客である通販企業の先にある、消費者の動向を把握することで、ソリューションサービスの改善やビジネス貢献につなげたいと試みた。サンプル数は600。
それによると、「EC/通販販売経験者が持つIT関連機器」では、減少が続いていたPCに歯止めがかかったのが特徴。前年より4ポイント増えて82.0%になった。逆に、伸び続けているスマートフォンは同0.4ポイント増の80.8%にとどまり、頭打ち気味の傾向が垣間見えた。
「EC/通販でよく購入する商品ジャンル」は、「日用品・その他」が伸長。複数回答では前年比2.4ポイント増の31.7%、単一回答では同3.5ポイント増の13.0%だった。額は違うが、複数回答で17.2%だった「家具・キッチン用品」は前年比12.1ポイントの減。38.7%の靴や鞄、アクセサリーといった「ファッション」のジャンルは、同9.0ポイント減った。

浮き沈みが少なく、いつも安定した人気を保っているジャンルの一つが「健康食品・サプリメント・薬」。複数回答では前年度比0.6ポイント増の29.8%。単一回答では同0,6ポイント減の8.2%だった。
化粧品・健康食品を知るきっかけはテレビCMが53%
「化粧品・健康食品・サプリメント」といった商品を知るきっかけになった媒体は、「TVCM」が53.2%、「パソコンの広告」が36.3%。3番手として入った「スマホ・タブレットの広告」(31.0%)の伸びが目立ち、前年比+3.7ポイント。ここ5年で堅調に増えている。一方、「新聞広告」(16.9%)は同5.6ポイント減と、スコアを落とした。
「化粧品、健康食品・サプリメントを知った後にとった行動」(複数回答)では、「PCで商品を検索。サイトを見た」(46.4)が最多で、「PCで検索。商品を比較した」(31.9%)、「PCで検索。商品の口コミを見た」(27.4%)と、上位3位まではPCが独占した。

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