2019.12.23 調査・統計
楽天ブックス掃除本ランク、ブロガー・オギャコ氏の書籍が1位に
楽天(株)が運営するオンライン書店「楽天ブックス」は、2019年の「片付け・掃除関連本」と「自己啓発本」のランキングを発表した。それぞれの1位は、「片付け本」が、友人の助けを借りて片付けに挑戦する主婦のコミカルなドキュメント。「自己啓発本」は、起業家が渾身の「メモ術」を著した10か月連続1位という大人気本だった。
12月の掃除本売れ行きは約3割増
楽天ブックスによると、片付け・掃除関連本の売り上げは、年末を含めた冬に増える傾向がある。18年は12月の売り上げが8月に比べて128.8%だった。
楽天のフリマアプリ「ラクマ」による「片付けに関する意識調査」でも、家庭内で不用品が最も出る季節は「冬」(47.9%)だった。
19年のランキングでは、片付けに加えて、悩みの解決や心の整理にも焦点を当てた書籍がTOP10に5冊(18年は2冊)ランクインしたのも特徴だったという。
掃除部門はオギャ子さんの本が1位
片付け・掃除関連本ランキングの1位は、『片づけ下手でも おしゃれな部屋って言われたい!』(著者:オギャ子 KADOKAWA 税込1430円)。著者は子育て中の人気ブロガーで、片づけが大の苦手。友人と二人で部屋づくりに挑戦するコミカルな光景に爆笑しつつも、リバウンドせずキレイをキープする方法や、センスに自信がなくても簡単にインテリアがグッとおしゃれになる方法が分かる1冊。
2位は『28文字の片づけ』(yue.3〈ゆりさん〉 主婦の友社 1430円)で、「捨てられない、片づかない自分に別れを告げましょう」。著者は、捨てたい気持ちを後押ししてくれる格言をインスタグラムで発信し、フォロワー数12万人を超える。3位になったのは、『片づけ脳 部屋も頭もすっきりする!』(加藤俊徳 自由国民社 1430円)。脳内科医の著者は、年をとっても脳は成長する。脳を鍛えましょうと強調。紹介する脳トレーニングから「片づけ脳」を引き寄せる。
自己啓発本は12月に1.5倍売れる?
年末の休暇期間は、自分を見つめ直し、新年に向けて準備する機会でもあることから、自己啓発本も売り上げが伸びる傾向が見られるという。「楽天ブックス」でも、自己啓発本の18年12月の売り上げが、同8月に比べて51.8%増加していた。
自己啓発系の1位は「メモの魔力」
自己啓発本ランキングでは、『メモの魔力』(前田裕二 幻冬舎 1540円)が1位になった。18年12月の販売から10か月連続で関連本の1位を獲得し、記録的人気となった。起業家である著者の「僕にとって、メモは『生きること』である」というコメントは、日常の習慣が人生の土台となっていることが読み取れる。
2位の『1日1ページ、読むだけで見につく世界の教養365』(デイヴィット・S・キダー 文響社 2618円)は、ニューヨーク・タイムズのベストセラーで、1日1ページを約15分かけて読み続ければ、1年後には世界基準の知性を身につけることができるという作品。3位は『アイデアのつくり方』(ジェームス・W・ヤング CCメディアハウス 880円)。著者はアメリカの実業家で、超ロングセラー作品。60分で読み切れるページ数にさまざなま発想術が詰まっている。
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