2019.12.02 通販支援
トラコスチャイナ、「独身の日」の取扱高は652億円超
トランスコスモス(株)はこのほど、中国最大のECイベント「独身の日・11月11日=ダブルイレブン)」で、子会社のトランスコスモスチャイナの取り扱い総額が41.83億元(1元15.58円換算で約652億円)を突破したと発表した。顧客企業の売上げ拡大の支援に、事前から自社インフルエンサーの育成などに取り組んできたことなどが奏功したとしている。
TMALL流通総額は4兆1800億円
TMALLでのダブルイレブンにおける流通総額は今年、2,684億元(同約4兆1807億円)となり、前年比で約26%増となった。TMALLのパートナー企業として、トランスコスモスチャイナは、ダブルイレブンのプレセール期間、タオバオのトップインフルエンサーや人気スターと業務提携し、顧客企業の市場認知度の拡大と売上KPI達成を支援してきた。
W11のキモはライブコマース
イベントでの売上増には、販売事業者やサービス企業、ECプラットフォームに、これまで以上に高いレベルの技術や高品質なサービス、販売モデルが求められた。アリババグループは、「最も有効な販売手法」としてインフルエンサー・ライブコマースを挙げていた。
画像や文字の制限がないライブコマースでは、消費者がライブを見ながらリアルタイムにブランドと商品についての情報を直観的に得ることができる。消費者に、より深く正確な商品情報を届けるため、サービスの付加価値向上をめざし、トランスコスモスチャイナは今年、ネットインフルエンサーを起用するだけでなく、自社でインフルエンサーを育成し、専門のインフルエンサーチームを設立してライブ配信を行った。
Canon、BAIDAIで大きな成果
自社インフルエンサー育成の取り組みは、ブランド力や商品の影響力が上がると同時に、従業員の商品理解の促進にもつながったという。ダブルイレブンのプレセール、人気商品のライブ配信、販促イベントなどの取り組みを通じ、トランスコスモスチャイナが店舗運営を行う「Canon公式旗艦店」の売上にも貢献。CanonはTMALL「億元クラブ」(1億元以上の売上)にランキングされた。
また今年は、プレセールからイベントの流れに合わせ、限定商品を扱った。トランスコスモスチャイナが運営する「BANDAI公式旗艦店」では、ダブルイレブン当日に3種類の商品1600件を発売し、わずか5分で完売する快挙を成し遂げた。
トランスコスモスチャイナによると、中国のネット環境はますます発達し、EC市場の拡大につれて各ECモールとブランド企業に対するニューリテールサービスへの期待も高まっている。それに伴ってパートナー企業は、EC業界の政策と動向をリアルタイムにキャッチして、サービスの開発や適切な改善を実施する必要があるとしている。
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