2019.11.25 通販会社
「スーツに見える作業着」売上3倍、オアシススタイルウェア来年の展望
(株)オアシススタイルウェアはこのほど、2019年のアパレル業界を振り返り、2020年の取り組みを発表した。
2019年は「ワークウエア元年」
同社が手がける、スーツに見える作業着『ワークウェアスーツ(WWS)』の売り上げは、年度予測で昨年度の3倍が見込まれ、他企業の動向とともに、「ワークウエア元年」と位置付けられるほど好調だった。20年も拡大基調になるという。
同社によると、19年はこれまで建設現場や工場などで着用されてきたワークウェアが活躍の場を大きく広げた1年だった。
機能性とデザイン性で、従来の作業着の概念を一新する実用的な商品が大ヒット。ストレッチ性、速乾・撥水、多収納、水洗い可、形態安定。こうした機能に加え、フォーマルの要素を兼ね備えた商品だ。コスパのいいファッションアイテムとして、オフィスワークやタウンユースなど、多様な場面で幅広い層から支持を得た。
法人販売は導入社が300社超に
WWSも、ECサイトでの販売に加え、全国の百貨店やセレクトショップなどに販路を広げ、顧客層を大きく拡大した。法人販売でも導入企業が全国300社を超えるなど、幅広い業種で使用されていることもあり、売り上げは昨年度の3倍を予測している。
新たなワークウェアが生まれた背景には、高機能素材の発展とともに、クールビズや、都市銀行が「脱スーツ」を決めるなど、仕事着も着心地・リラックス感を重視するようになった流れがある。アパレル全体での広がりに伴い、顧客にとっても機能性とデザイン性の両立は当たり前となってきた。高機能素材にはイージーケアや撥水・速乾といった機能だけでなく、「寝巻」のようになめらかでソフトな着心地も求められるようになってきているという。
20年は独自素材・直営旗艦店を軸に
20年は、アパレル企業による独自素材の開発が加速すると見られている。一部の機能性素材への需要集中を避け、セールに頼らない競争力を高めるためにも、独自素材を通じて各ブランドの顧客層の求めを満たすことが求められる。
同社は、耐久性と機能性に加え、なめらかさと手触りの良さを実現した新素材「Ultimex(アルティメックス)」を発表したばかり。20年は、この素材を使った新商品の展開とともに、高機能と低価格を両立した「超快適スーツNo.1」をめざす。WWS初となる直営旗艦店の出店を予定し、法人向けには「営業マンにもユニホームを」という支給活動を強化するなど、さらなる普及拡大への方針を示している。
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