2019.11.08 調査・統計
令和初のおせち商戦、購入タイミングは11月・12月で半々に
おせち商戦が本番を迎えつつある中、特集ページを設けてトレンドを紹介している楽天(株)のインターネット・ショッピングモール「楽天市場」は6日、バラエティに富んだ新商品のヒントになったという「2020年おせちに関する意識調査」の結果を公表した。令和初のお正月。年々、増加傾向にあるといわれる「買うおせち」の定番化がうかがえる。

特集ページでは現在、12月24日に食べたい「クリスマスおせち」や、フードロスを出さない「好きなものだけおせち」、お一人さまの「1段おせち」など、さまざまなシーンに広がりそうなおせちを提案。商品化の一助になった調査は9月。20~60代の男女1000人に聞いた。
おせちは買って組み合わせるパターンが増加

それによると、61.2%の人に食べる予定があり、20~30代の世代でも半数以上が食べると答えた。重箱に詰めるおせち料理を、すべてを手づくりするのは6.3%。購入品と作る品々を組み合わせて用意するパターンが最も多く、17.6%だった。

購入・予約タイミングは11月中が47.5%!
おせちを食べる人のうち、ほぼ3人に2人(64.7%)は、何かしらの形で「購入する」と回答。買うおせちが定番化してきていることがうかがえた。購入注文時期については、「11月中までに」が47.5%、「12月に入ってから」が52.5%だった。
近年では、老舗料亭から洋風料理店など注文先が多様化し、これらの店舗が数量限定でユニークなおせちを用意していることから、秋ごろから店舗やメニューを定めて、早めに予約注文する人も多いことが反映される結果となった。
好きなおせち具材は肉料理類、残しがちな具材は伝統的な紅白なます

男女や世代別で異なるが、人気おせちの平均をランキングすると、好きな具材は(1)肉料理類(2)海老(3)栗きんとん(4)黒豆(5)数の子。一方、残しがちな具材は(1)紅白なます(2)菊花かぶ(3)田作り(4)昆布巻き(5)黒豆――だった。
残しがちな具材は伝統的な品が上位にランクイン。一緒に食べる家族が好む具材がたくさん入っているおせちや、多種多様な料理が詰められたおせちを用意することが、「おせちの食べ残し問題」の解決策となりそうという。
こうした中、「理想のおせちランキング」づくりも試みた。1位は他を大きく引き離して「好きな具材だけのおせち」(42.6%)。2位は「クリスマス用オードブルのようなおせち」(16.7%)、3位は「薄味のおせち」(10.3%)、4位は「取り分け不要の弁当スタイル」(9.7%)、5位は「冷凍保存しておいて好きな時に解凍できるおせち」(9.4%)だった。「薄味」を選んだのは60代が最も多く、こうした需要も参考になったという。
楽天市場の特設ページ「2020年のトレンドおせち」では、こんなおせちがあったら食べてみたいという「理想の料理ランキング」で上位になった、従来のスタイルのとらわれない新商品も紹介。出店店舗と共同開発するなどして販売している。
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