2019.10.15 通販会社
AI活用の「アパレル向け自動画像生成システム」実証実験を開始
(株)アーバンリサーチと(株)データグリッド、(株)NTTドコモ関西支社は、AI技術を活用した「アパレル企業向け画像生成システム」の実証実験を10月からスタートさせた。2020年3月末を期限としている。

興味のある洋服の着用画像を自動生成
同システムは、ドコモとデータグリッドが持つ画像生成技術を組み合わせ、任意の服を着用した画像を自動で生成するサービスだ。一般的に服画像は2D形式で保有されていることが多いが、3D形式に変換しなくても、同システムの採用で2D形式のままで利活用が可能になるという。
ファッションECの課題でもある、消費者側の「試着できないので自分に似合うかわからない」といった悩みや、運営事業者側の「ネット上で多数の着用写真を掲載するのは難しい」といった問題を解消するサービスとなる。
大量の服や人物画像をAIが学習
実証実験では、アーバンリサーチが提供した大量の服画像や人物画像を学習データとして活用し、デモアプリケーションの高度化・最適化を実施。ドコモが保有する身体特徴点抽出技術や物体抽出技術と、データグリッドが開発中の画像生成技術、試着画像生成技術を組み合わせ、課題の整理やサービスの有用性などの評価を行うことにしている。
加えて、アーバンリサーチは商用化に向けた監修を、ドコモはサービス企画やUIの開発、商用展開の検討などを担うという。
いつでも気軽に利用できるECサイトの利用率や取扱高は順調に増加し、アパレル業界ではECサイトを運営することが当たり前になっている。しかし、好調さの一方で、さまざまな課題もある。
※入出力イメージ
「自分に似合うどうかが分からない」という利用者の声。「モデルが服を着用した写真を用いたいが、多数揃えようとすると手間がかかる」というECサイト運営者の意見。同システムはこうした現状に向き合い、双方が抱える不安や課題の解消をめざして開発された。
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