2019.08.28 調査・統計
増税でも節約意識に変化なし?「夏休み出費」の増税節約は半数
共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する(株)ロイヤリティ マーケティングが27日に公表した36回目となる「Ponta消費意識調査 2019年8月」結果によると、増税前の「夏休みの出費」について、増税を「意識しない」が51.8%、「意識する」が48.2%だった。また、「消費者の節約志向」への意識についても、63.8%が「節約したい」と回答したものの、これまでの数値と比較して高いわけではなく、節約意識は消費税増税でもあまり変化がない傾向が見て取れた。
同調査は、10月以降の消費税率引き上げに伴う意識やポイントの利用意向などの把握が目的で、「Pontaリサーチ」会員3000人を対象にした。調査期間は7月下旬の2日間。

「夏休みの出費」に増税”意識した・しない”は半数ずつ割れる
消費税率引き上げを前にした「夏休みの出費」については、「意識しない」が51.8%、「意識する」が48.2%だった。

減らすのは「外食費」「衣類等の購入費」
この数字を受け、昨年の夏休みと比べた出費は、すべての費用で「変わらない」が最多。「減らす予定・減らした」という回答では、特に「外食費」(28.6%)、「衣類等の購入費」(31.3%)が目立っていた。

家計で見直したいのは「外食費」「食費」「日用品費」
「家計の見直し」についての全体傾向は、見直したい費用として「外食費」(33.3%)、「食費」(32.2%)、「日用品費」(30.5%)が挙がった。続いたのは、スマホやネットなどの「通信費」(21.2%)。格安スマホの浸透や、通信キャリアの新料金プランなどの発表もあり、検討している層も一定数いることがうかがえた。夏休みの出費と同様に、意識しない人の「特になし」は45.8%だった。

「消費者の節約志向」への意識は、63.8%が「節約したい」。6月に行った直近の調査より8.4ポイント増加したものの、それまでの調査と比べて高いとはいえず、むしろ節約志向の低下が示されているという。ただ、節約したい金額を「0円」と答えた人の中身は「節約してまで欲しいものがない」「節約にまわす余裕がない」が、約20%ずつ。必ずしも消費意欲が高いわけではなく、諦めの傾向も一部にあることがうかがえた。

「Pontaポイントの活用意識と節約志向」の関係では、節約したくない派では、「分からない・決まっていない」が45.9%と最も高く、節約したい派では、「いま使いたい」が48.0%と最多だった。ここからは、節約したい派に高いポイント活用意識がうかがえるという。
「Pontaリサーチ」コンサルティング・リサーチチームは、「消費税増税にあたり、見直しを意識したいという費用もあったことから、引き続き節約志向の変化を注視する必要がありそうだ」との見解を示している。
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