2019.08.21 調査・統計
DgS購買行動調査、上位10社が市場シェア7割占める
ソフトブレーン・フィールド(株)はこのほど、自社のマルチプルID-POS「Point of Buy」データベースから独自集計した「2018年以降のドラッグストア購買行動」をまとめた。コンビニエンスストアを追う市場規模といわれるドラッグストアチェーンにおける「レシート総数約40万枚」の購買データから、市場シェアや曜日別シェアなどを分析した。

トップシェアはウェルシア、18年下期と19年上期ではTOP10順位に変化なし
購買行動の変化を追ったのは、18年下期(7~12月)から19年上期(1~6月)の期間。マルチプルID-POS「Point of Buy」データベースは、全国の消費者から実際に購入、利用したレシートを収集し、ブランドカテゴリや利用サービス、実際の飲食店利用者ごとのレシート(利用証明として)を通して集計したマルチプルリテール購買データのデータベースだ。
レシート購入金額から売上シェアを比較すると、19年上期は1位がウエルシアG、2位がツルハG、3位がマツモトキヨシG。次いでサンドラッグ、スギGの順だった。18年下期と19年上期ともに大きな変化はみられず、チェーン別レシートシェアは1~10位までの10社で7割を占めていた。
「美容・健康」需要高いのはマツキヨ、アオキは食品ニーズ高く
チェーン別カテゴリー構成では、クリエイトSD、コスモス薬品、カワチ薬品、クスリのアオキは「食品」が大きな比重を占め、「日用雑貨」や「医薬」などを購入する際の「ついで買い」ではなく、スーパーのように利用する「目的買い」が増加している。一方で、マツモトキヨシGは「食品」の比率は1割に満たず、他チェーンとの差別化が見られた。ココカラファインは、マツモトキヨシGを押さえて、10社の中で「美容・健康」の割合が最も高かった。
曜日別シェアをみると、各社平均して土日に購入金額のピークがあり、中でもスギGは、土日の「ポイント5倍デー・10倍デー」実施で4割のシェアを獲得。また、ウエルシアGは、月曜が「ポイント2倍デー」で最もシェアが高まり、食品カテゴリーの比重が高いクリエイトSD、コスモス薬品は、平日でも10%程度の購入金額割合を維持している。

購入者の声から、チラシの集客や陳列による商品アピールが購買を後押ししていたことが分かったほか、、クスリのアオキは、日曜と水曜に「ポイント3倍または5倍」を実施し、この2日間で週間6割以上の購入金額割合を確保していることが分かった。
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