2019.07.04 ECモール
Yahoo!ショッピングにAI活用の「類似画像検索機能」
ヤフー(株)は3日、任意の画像に似たイメージの商品を「Yahoo!ショッピング」内で検索できる「類似画像検索機能」を開発し、「Yahoo!ショッピング」アプリと「Yahoo!ブラウザー」アプリに実装した。

似た商品・名前が分からない商品を検索
同機能は、「似ている商品を探したい」「名前がわからない商品を探したい」など、言葉では表現しづらい検索ニーズにも応えることができる、AIを活用した画像検索機能。「Yahoo!ブラウザー」アプリ(Androidのみ)と、「Yahoo!ショッピング」アプリ(iOSのみ)に対応している。
「Yahoo!ブラウザー」アプリでは、アプリのカメラ機能を用いて対象物を撮影し、類似する画像を検索。「Yahoo!ショッピング」アプリでは、商品詳細ページの商品画像上に掲出される、虫眼鏡アイコンをタップすることで検索できる。検索された商品はリスト形式で表示される。
同機能の開発にあたっては、「Yahoo! JAPAN」が独自に開発した、AIの深層学習を用いた画像認識技術と、ベクトル近傍検索技術「NGT(Neighborhood Graph and Tree for Indexing)」を活用。「NGT」は、テキストや画像、商品・ユーザーデータなど、複数の特徴を持つデータを、大量のデータベースの中から高速に検索・特定できるもので、AI関連技術としてヤフーが開発し、16年11月よりオープンソースソフトウェアとして公開している。
必要な領域だけを抽出して検索の対象に
検索の仕組みとしては、まず商品画像から物体領域を検出。画像から特徴量(ベクトル)を抽出することで、商品を個別に撮影した画像だけでなく、コーディネート画像や色違いの商品を1つにまとめている画像などの中からも、必要とされる領域だけを切り出して抽出することができる。
次に抽出されたベクトルを高速に検索するためのインデックスを生成。「Yahoo!ショッピング」アプリでは、これを使って(クエリとして)イメージの近い画像を検索(近傍探索)する。「Yahoo!ブラウザー」の場合は、カメラで撮影した画像をそのままリアルタイムでベクトル化して近傍探索を行う。
当初の対象はファッションカテゴリーの商品のみで、今後、他のカテゴリーや「Yahoo!ショッピング」以外のサービスにも拡大する予定としている。
■Yahoo!デベロッパーネットワーク
「似た商品が見つかる!Yahoo!ショッピングの類似画像検索」
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