2019.07.03 通販会社
イオン九州とソフトバンク、夜間配送の実証実験…PickGoも活用
イオン九州(株)とソフトバンク(株)は2日、イオン九州の店舗からの商品配送を効率化することを目的に、物流分野で協業すると発表した。ネットスーパーの注文商品の夜間配送の需要調査などを行う。
実証実験の様子(イオンショッパーズ福岡店)
ネットスーパーの注文品を22時以降の夜間配送
今回の取り組みで両社は、協業の第1段階として、ラストワンマイル配送の実証実験を実施。夜間配送の需要調査として19年6月から、イオンショッパーズ福岡店(福岡市中央区天神)のネットスーパーの注文品を、夜間22~23時を含む時間帯に、ユーザー宅へ配送する実験を行っている。ネットスーパーの注文品を22時以降に夜間配送するのは、日本で初(※同社調べ)。
協業第2段階では、ネットスーパーの注文品をユーザー宅まで配送する手段として、地域の配送ドライバーとマッチングするシステム(CBcloud(株)の配送マッチングサービス「PickGo」)を活用する実証実験に取り組む予定としている。同サービスを活用することにより、荷量に応じて必要な時に必要な車両数を手配することが可能に。さらに、地域の登録ドライバーによる配送を行うことで、これまで十分に対応できなかった22時以降の配送も可能となる。
高齢化でネットスーパーの需要大
共働き世帯の増加や高齢化社会の進行により、買い物の負担を軽減できるネットスーパーの需要は高まっている。特に九州エリアは、高齢化の影響で店舗での買い物に不便や苦労を感じる人が増加しており、ネットスーパーはその解決手段として注目されている。
一方、ネットスーパー側では、日々の荷量に差があるにもかかわらず、常時配送車両のトラックを一定数確保する必要があり、余分なコストの発生や急な需要の変化に対応できないといった課題を抱えている。このため、即日配送や夜間配送に十分な対応ができず、当日の受け取りニーズが高い生鮮食品などでは、ネットスーパーの利用が十分に進んでいないという現状がある。
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