2019.03.07 ECモール
天猫、19年中に化粧品1000ブランドのストア開設へ
アリババグループ傘下の天猫(Tmall)は4日、今年で5回目となる「Tmall Beauty Summit(Tモール・ビューティ・サミット)」を上海で開催。同サミットの席上、19年中に国内外の化粧品1000ブランドのストアを開設する目標を発表した。各カテゴリーの人気コスメ商品の発表では、資生堂の「アネッサ」、ユニ・チャームの「ソフィ」など、日本のブランドも紹介された。
天猫の美容製品売上高は60%増以上
同社の発表によると18年中、天猫に出店するブランドの80%が新製品を発売。美容製品の売上高は昨年比60%超で、業界の平均成長率を上回った。また、小売市場調査会社Kantarと共同発表した報告書によると、18年における中国国内の小売市場全体のうち天猫で販売された割合の増加率は、パーソナルケア製品が昨年比21%増となり、化粧品全体の増加率21%を上回った。天猫でのパーソナルケア製品の浸透率は60%で、昨年比では45%増となっている。
15〜19歳の「Z世代」に勝機あり!?ハイエンドな口紅購入傾向も
この報告書では、15~19歳のいわゆる“Z世代”の女性に向けた美容市場に、化粧品会社にとって新たなチャンスがあるとし、Z世代は他の年齢の女性よりもハイエンドな口紅を進んで購入する傾向があることが報告された。
また18年中、グローバルの化粧品企業7ブランドが天猫と契約締結。「TomFord(トムフォード)」、「Glamglow(グラムグロウ)」、P&Gの新たな化粧品シリーズ「Oriental Therapy(オリエンタル・セラピー)」「Cosme(コスメ)」、日本の資生堂の「dprogram(dプログラム)」、韓国の「Primera(プリメラ)」、スウェーデンの「Barnangen(バーネゲン)」の7ブランドが、19年中に天猫で旗艦店を開設する。
さらに19年中に国内外の化粧品1000ブランドの店舗を開設する目標を発表。この目標は、美容ブランドから選ばれるプラットフォームになるための推進力になると強調した。
他に、美容ブランドの中国展開を支援する新たな取り組みとして、1月に正式に発表したワンストップソリューション「Alibaba Business Operating System」を紹介。販売/物流/サプライチェーン管理/決済/マーケティング/クラウドコンピューティング/その他サポートサービスのデジタル化を支援する。
天猫のJetJing氏は「天猫は18万のブランドから信頼され、さまざまな年齢層や居住地の人々が、高品質な美容製品を購入している。私たちはこのチャンスを活用するために、さらに多くのブランドと協力できることを楽しみにしている」とコメントしている。
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