2017.12.22 ECモール
世界のオタク市場、販売数15%増も「供給不足」…eBay
イーベイ・ジャパン(株)が21日発表した「海外のアニメ・マンガファン調査結果」よると、日本からの越境ECによりアニメ・マンガキャラクター関連アイテムの販売が昨年同期比15%増と伸長している一方で、世界の“オタク”市場の潜在需要に供給が追い付いていないことが明らかになった。
ポケモン関連グッズは84%増
同社独自の調査によると、日本のセラーから出品・販売されるアニメ・マンガ関連アイテムは、昨年同期比15%増(16年9月~17年8月)と力強い伸びが見られる。中でもポケモン関連グッズは、同52%~84%増と大幅に伸長。ポケモンカードは同84%、ゴジラなどの怪獣フィギュアは同40%増、アニメキャラクターに関連するフィギュアは25%増となった。
eBayでアニメ関連グッズを購入しているバイヤーを国・地域別にみると、欧米諸国を中心に、メキシコやブラジルなどの中南米諸国、中国在住のバイヤーが目立っている。その一方で、日本のセラーからの販売ボリュームは、各キャラクターアイテムの販売総額のわずか7%~15%に留まっており、結果として需要を取りこぼしている状況にある。
日本から出品されているアニメ・マンガ関連アイテムを定期的に購入しているバイヤー19人を対象に行ったアンケートによると、「日本ではアニメショップで気軽に手に入るアイテムも、海外では店舗で購入することが難しい」との声もある。中南米、イギリス、米国などの回答者からも「アニメグッズを買える店がほとんど存在しない上、あったとしても非常に高価」との声が大半のバイヤーから上がっている。
また、「eBayでの日本セラーとの取引に満足をしている」と19人全員が回答しており、その理由として、「梱包・顧客対応が丁寧」「商品価格が適正」「コピー商品ではない」ことなどを挙げた。さらに、「好きなアニメキャラのグッズを買うなら日本のセラーから購入したい」との意向も表している。
同社では、インターネットを介した日本のアニメやマンガ認知拡大を背景に、2018年にはアニメ関連商品の人気がさらに高まると予想。ファッションブランド「supreme」とアニメ「AKIRA」とのコラボ(Supreme x Akira)に見られるように、アニメ人気はファッションやライフスタイルにまで拡大し、セラーの想像を超えた多種多様なアイテムが登場するとの見方を示している。
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