2017.12.18 調査・統計
宅配便で受け取った荷物、「3割以上が再配達」が53%
内閣府が15日発表した「再配達問題に関する世論調査」によると、最近1年間で宅配便を利用した人の84.1%が、再配達を依頼したことがあることがわかった。また、受け取った荷物の3割以上が再配達だった人は、53%になった。
同調査は内閣府が実施した再配達問題に関する意識調査で、調査対象は18歳以上の男女1803人。調査方法は調査員による個別面談で、調査期間は10月26日。
「宅配ロッカー」の利用率は0.7%
直近1年で宅配便の再配達を依頼した割合は、「ほぼすべての荷物が再配達」(9.4%)、「半分以上の荷物が再配達」(16.1%)、「3割程度の荷物が再配達」(27.5%)、「再配達はほとんどない」(30.6%)、「宅配便の荷物を受け取っていない」(2.5%)だった。受け取った荷物の「3割以上が再配達」だったのは53%、「半分以上が再配達」は、「ほぼすべてが再配達」を会わせると25.5%となった。
3割以上が再配達となった人は、男性が51.3%、女性は54.4%だった。世代別では、「10~20代」が63.1%、「30代」が68.5%、「40代」が66.8%、「50代」が59.1%、「60代」が50.5%、「70代以上」が33%となり、30代の再配達率が最も高かった。
宅配便の約2割が再配達になっている状況については、「問題だと思う」が73.3%、「問題だと思わない」が24.3%だった。
宅配便に受け取りで利用したことがある方法は、「宅配便事業や通販事業のWEB・アプリを利用した日時変更、受取場所指定・変更」が14.5%、「コンビニなどでの受取」が11.4%、「自宅用の宅配ボックス」が7.3%、「職場受取」が7%、「公共スペース設置の宅配ロッカー」が0.7%となった。
宅配ロッカーを利用したことがない人(1790人)に、近所や職場周辺、利用できる範囲に「宅配ロッカー」が設置された場合、「利用したい」と回答した人は42.9%で、「利用したいと思わない」が50.9%だった。
「宅配ロッカー」を利用したいと思わない理由は、「常に1回で受け取っている」が31.9%、「手間がかかるので」が31%、「再配達をしてもらえばいいので」が22.7%、「セキュリティに不安がある」が19.2%だった。
再配達削減に向けて効果的な取り組みについては、「コンビニ受取の促進」が46.8%、「自宅用宅配ボックスの設置促進」が42.4%、「再配達の有料化」が27%、「宅配・通販会社のアプリなどを活用した配達日時・受取場所の変更」が23%だった。
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