2017.10.25 通販会社
ZOZO「送料自由」、平均96円・0円選択は43%…東北が高額に
スタートトゥデイ(株)が24日発表した消費者がファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の送料を自由に選べる配送サービス「送料自由」(0円~3000円)の利用状況によると、設定された送料の平均は96円(税込)。送料0円が設定された注文の割合は43%だった。
スタートトゥデイの送料負担は約300円増か
「送料自由」で設定された送料の平均は96円(税込)で、送料0円が設定された注文の割合は43%だった。同サービスを開始する10月1日以前の送料は399円(税込)で、4999円(税込)以上購入した場合に限り送料無料としていた。直近の第一四半期決算(4~6月)では、平均単価が4099円だったため、通常は390円得られるはずの送料が平均96円に減少し、同社の送料負担は、配送1件あたり約300円増加している計算となる。
都道府県ランキングでは、1位「福島県」(111.73円)、2位「岩手県」(111.08円)、3位「青森県」(110.79円)と、東北地方が上位を占める結果に。上位3県以外にも6位に山形県(105.63円)、7位に秋田県(105.61円)が入るなど、10位以内に東北のほとんどの県がランクインした。
一方、送料を低く設定したのは、47位「奈良県」(86.05円)、46位「大阪府」(88.68円)、45位「兵庫県」(88.78円)、44位「滋賀県」(89.02円)、43位「京都府」(90.48円)と、近畿地方が下位5位までを占める結果に。地域によって“自由”の捉え方が異なる様子がうかがえた。東京都は99.341円で20位だった。
多くの通販会社が物流会社の運賃の値上げ分を自社通販の送料に反映せず、自社で運賃値上げ分の送料を負担、消費者が支払う送料が高くならないよう送料を設定するなか、同社では今月1日からユーザーが配送料金を0円~3000円の範囲で自由に設定できる「送料自由」を試験的に導入。「送料自由」がどのように利用されたのかを10月1日の12時~23日の0時の注文分までで集計し、「平均送料」「送料0円が設定された注文の割合」「都道府県別平均送料ランキング」の3項目について公開した。調査の対象はゲストユーザーを含むすべてのユーザー。都道府県は届け先住所より算出した。
なお、同サービスは試験的に開始されたものであり、同社では予告なく変更・終了する可能性があるとしている。同社の送料負担は増しているものの、今後は同サービスを終了する可能性があることから、駆け込み需要で注文が拡大する可能性もある。
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