2018.4.27

スタートトゥデイ増収増益、売上高は984億円…広告事業開始へ

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(株)スタートトゥデイが27日発表した2018年3月期決算は、売上高が前期比28.8%増の984億3200万円、営業利益が同24.3%増の326億6900万円、純利益は同18.3%増の201億5600万円となった。商品取扱高は同27.6%増の2705億4300万円で、営業利益率は同0.3ポイント減の12.1%だった。また、今期から新たに「ZOZOTOWN」や「WEAR」で広告事業を開始することを明らかにした。

 

 

 

「ZOZOTOWN」と「WEAR」で広告掲載を開始

 ファッションECサイト「ZOZOTOWN」では、新規出店やブランドクーポンなどのプロモーションを効率化し、大幅な増収となった。送料の変更やPBの業務委託費の増加、後払い決済「ツケ払い」の手数料の増加などで約80億円の経費が発生していたが、売上拡大のほか、PR費用の抑制、粗利率の改善などにより、営業利益は大幅に伸長した。

 

 

 期初計画と比較すると、売上高は1.6%、純利益は9.3%下回ったが、営業利益は2.1%上回った。売上高については、「ZOZOTOWN」事業のうち、「ZOZOUSED」の計画が未達になったことが要因となった。

 

 ZOZOTOWN事業は、商品取扱高が同28.3%増の2629億2000円、売上高が同27.8%増の872億9000億円となった。新規出店したショップ数は、メスティックのストリートブランド「N.HOOLYWOOD 」、グローバルスポーツブランドの「NIKE」の直営店、「UNDER ARMOUR」など219ショップ(純増157ショップ)で、総ショップ数は18年3月末で1111ショップとなった。

 

 直近12カ月の年間購入者数は722万3227人、アクティブ会員1人あたりの年間購入金額は前年同期比2%増の4万7661円、年間購入点数は同3.7%増の11.4点となった。平均商品単価は同6.1%減の4203円、平均出荷単価は同3.8%減の8611円。平均出荷単価は、第3四半期で同10.9%低下したが、第4四半期で同3.8%の低下にとどまった。これは11月からの送料ポリシー変更で、1注文あたりの購入点数が増加したことが要因となっている。

 

 

 次期の見通しでは、商品取扱高が前期比33.1%増の3600憶円、売上高が同49.3%増の1470憶円、営業利益が同22.4%増の400億円、純利益は同38.9%増の280憶円と予測した。19年3月期では、プライベートブランドを展開することや、「ZOZOTOWN」や「WEAR」で広告事業を開始することで、高い成長率を目指す。広告事業は初年度で30憶円を目標とした。また、18年秋には物流センターを拡張する。

 

 

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