2025.11.13 ECモール
楽天3Q、営業利益が黒字転換…要因に携帯事業の赤字縮小やシナジー創出
楽天グループは11月13日、2025年12月期第3四半期(1月~9月)の連結決算で売上収益が1兆7876億円(前年同期比10.5%増)、営業利益が13億4600万円(同510億円の赤字)の黒字に転じたと発表した。
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ネットサービスの売上収益8.3%増
営業利益が黒字に転じた背景について三木谷浩史会長兼社長は、携帯事業の赤字縮小、それを起因としたさまざまなシナジー創出などがあると説明。これに加え、「AIを使ったさまざまな工夫も大きな要因の1つ」と述べ、その効果としてコスト削減や広告の効率性向上を挙げた。
セグメント別に見ると、インターネットサービスの売上収益は同8.3%増の9796億1800万円、セグメント利益は同8.7%増の515億1500万円を計上した。
国内ECは、新規顧客の獲得、ロイヤルユーザーの育成、モバイルユーザーを中心としたクロスユースの促進に注力。ECモール「楽天市場」では、AIを活用した出店店舗支援ツールの展開を含む各種施策を実施した。ふるさと納税制度のルール変更前の需要増もみられた。
「楽天トラベル」も取扱高が拡大
旅行予約サービス「楽天トラベル」は、訪日外国人観光客の増加に伴うインバウンド需要の高まりを受けて、取扱高が拡大した。
また、物流事業については、2024年に開始した「Rakuten最強翌日配送」の導入店舗の増加や、「楽天市場」の流通総額の拡大に伴って配送量が増加したことで、売上収益の拡大と損失の縮小につながったとしている。
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