2023.11.30 調査・統計
フィッシング詐欺のSMS、宅配事業者をかたる割合が約9割に…10月調査
トビラシステムズが11月29日発表した「特殊詐欺・フィッシング詐欺に関するレポート」によると、フィッシング詐欺のSMSで宅配事業者をかたる割合が10月に89.1%まで増加していた。クリスマスや年末年始に向けて、ECサイトや宅配便をかたるフィッシング詐欺が多発しているという。

EC事業者や宅配事業者をかたるフィッシング詐欺に注意
同社が10月に確認したフィッシング詐欺のSMSの内容を見ると、宅配事業者をかたる手口が89.1%を占め、今年最も大きな割合となった。ブラックフライデーセールやクリスマス商戦などで、EC事業者・宅配事業者・クレジットカード会社をかたるフィッシング詐欺のSMSが継続的に多発している。
フィッシング詐欺のSMSを購入商品の通知と思い込んでフィッシングサイトにアクセスすると、個人情報を盗み取られたり、端末がマルウェアに感染したりする恐れがあるとし、注意を呼びかけている。
国際電話番号を利用した特殊詐欺が急増
また、10月には国際電話番号を利用した特殊詐欺が急増したと報告。新たに確認された迷惑電話番号は、国際電話番号の割合が50%近くまで増加し、IP電話番号(050番号)を大きく上回った。特に多かった国番号は、米国やカナダなどの北米地域、イギリス、スリランカの順。詐欺内容については、携帯に着信履歴を残して折り返し電話させることで発生する高額な通話料金を狙う「国際ワン切り詐欺」、インターネットの利用中に「ウイルスが検出された」と表示してサポート代をだまし取る「サポート詐欺」などがある。
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