2022.07.25 ECモール
三木谷氏「きょう楽もできる」…楽天市場が当日配送も視野に
楽天グループ(株)が21日に開催した「楽天市場」の出店店舗と楽天グループ(株)が事業戦略を共有するイベント「楽天EXPO 2022」で、三木谷浩史会長兼社長は、「『あす楽』から『きょう楽』にできるようになりつつある」と語り、物流効率化により当日配送が可能な段階に来ていることを明かした。

物流効率化が急伸、当日配送に対応も
物流効率化に関しては、楽天が出店者の商品を保管・発送する配送サービス「楽天スーパーロジスティクス」の利用店舗数が5000店舗を突破し、物流拠点「楽天フルフィルメントセンター」(RFC)からの出荷量は、今年の6月時点で「楽天市場」の注文の約20%をカバーしているという。
また、楽天では今年の4月から、RFC流山で配達郵便局への直送を開始。楽天市場での注文ボリュームなどの情報を共有化し、配送手法を最適化することでさらなる物流の効率化を図る。物流の効率化により配送時間が短縮されていることもあり、三木谷氏は「『あす楽』から『きょう楽』にできるようになりつつある」と語った。
共通の「送料込みライン」については、導入から2年半が経過して導入率が7月時点で93.3%となった。三木谷氏は「以前にあった『送料がバラバラ』といったご意見は、ほとんどなくなってきた。『ほとんど無料だよね』というご意見ももらっている」と話し、店舗間で送料統一されていなかったこれまでの課題は、ほぼ解決したという認識を示した。
SKU管理の強化で商品ページ・サーチUIを改善
楽天モバイルとの相乗効果については、20年3月から21年6月の比較で、楽天モバイルユーザーの楽天市場での年間流通総額が54%増に達していることを明かした。
また、SKU管理の強化では、23年4月から同一の商品ページで、訳あり商品を安くしたり、サイズ別の料金設定や、ボリュームディスカウント、エリアごとの配送日表示などできるようにするという。
昨年はオンラインイベントとして開催された今回は、オンラインとオフラインのハイブリッドで開催され、オンラインでの視聴を合わせ、5万人以上が参加した。
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