2020.04.06 通販会社
LVMH系の投資会社、国産ミネラルコスメのエトヴォス買収
LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン系の投資会社、Lキャタルトン・アジアはこのほど、日本の化粧品メーカー(株)エトヴォスの買収を発表した。第三者割当増資を含む株式の過半数を取得し、現経営陣と連携しながら経営体制の一層の強化を図るとしている。Lキャタルトン・アジアによる日本の化粧品ブランドへの投資は初めて。
エトヴォスは成長するナチュラル化粧品市場で差別化された存在
Lキャタルトン・アジアは、エトヴォスの店舗数拡大や顧客体験向上を含む戦略的イニシアティブを通じ、さらなる成長を支援するため、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパン(株)の代表取締役社長と、CHANELの日本法人であるシャネル(合)の元特別顧問を社外取締役として就任させる方針も明らかにした。エトヴォス社長は現社長が続投する。
Lキャタルトン・アジアは「化粧品への安全・安心志向の高まりを背景に、ナチュラル化粧品業界は今後も継続的な成長が期待される。中でも、エトヴォスは肌へのやさしさを追求した高品質な商品群の提供を通じ、業界内で差別化されたブランドポジショニングを築いている」と評価。事業戦略や世界水準のオペレーション構築への積極的な支援を表明した。
海外市場に展開へ
エトヴォスは2007年の設立以来、国産ミネラルコスメのパイオニアとして、ナチュラルスキンケア、メイクアップ、ヘアケアの商品を展開。国内では専属のビューティーアドバイザーが常駐する直営店を東京、大阪、京都、名古屋に置き、そのほかにもバラエティストアやECサイトを通じて幅広い商品を提供している。アジアを中心とした海外市場への展開も計画中だ。
エトヴォスは「Lキャタルトンが有する、業界における卓越した専門知識や業界ネットワークを活用することで、店舗数の拡大、顧客体験の向上および高品質な商品のポートフォリオの拡充を図っていく」としている。
Lキャタルトンは、キャタルトン、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン、グループ・アルノーの3社の提携で設立。1989年から、業界を代表するコンシューマ・ブランドへの投資を200件以上行っている。Lキャタルトンのアジアファンドとして2009年に設立されたLキャタルトン・アジアは、18年から日本に拠点を開設している。
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