2020.01.07 ECモール
セブン&アイHD、今年はラストワンマイルのサービスを強化へ
(株)セブン&アイ・ホールディングスは6日、井阪隆一社長の社内向け年頭あいさつの要旨を公表した。「7iD」を基盤としたCRM強化を推し進める「デジタル戦略」など、2020年の成長戦略を明らかにし、新たな挑戦と成長を呼びかけた。
「首都圏食品戦略」を掲げ
井阪社長は、この春にスタートする新中期経営計画に触れ、成果を上げる道筋として、昨年10月に公表した事業構造改革を着実に推進することが不可欠と強調。リスク軽視の問題や顧客の変化に対応して自らを変える姿勢を含め、今後の組織改革やコミュニケーションのあり方に活かしていくことが問われていると述べた。
そのうえで「成長戦略」に言及。グループのスーパーストア事業の食品売上規模が1都3県で5700億円に達している現状を基盤としながら、新たな店舗フォーマットや共有プラットフォームの開発に取り組む「首都圏食品戦略」の必要性を強調した。
NS活かし「お届けサービス」強化
顧客のラストワンマイルのニーズに応える「お届けサービス」を強化し、これまでイトーヨーカドーが培ってきたネットスーパーなどのノウハウを活かし、さらに商機をとらえていくためにセンターを拠点とした「お届けサービス」の推進意向を明らかにした。
CRMは 「7iD」を基盤にさらに強化
「7iD」を基盤としたCRM強化については、「グループ各社がCRM強化によって新規顧客の獲得、来店頻度アップ、客単価アップを着実に実現していくことが、将来的には各社間の相互送客などにつながっていく」と強調した。
サステナブル推進もテーマに
併せて、「グローバル戦略」にも言及。北米でセブン‐イレブンを展開する7-Eleven, Inc. は、1店舗あたりの売上増と積極的な出店戦略を背景に好調な成長を続けていることを報告した上、こうした国際ブランドを擁する優位性を活かしたグループの成長力の向上。さらに「経済価値と社会価値の両立」について、CO2排出量削減や食品ロス・食品リサイクル対策、プラスチック対策などに関して、具体的な目標値を掲げ、着実に推進していく決意を述べた。
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