2019.12.17 調査・統計
18年インナーウェア市場規模、メンズ微増・レディース微減に
(株)矢野経済研究所はこのほど、国内のレディースインナーウェア、メンズインナーウェア市場を調査し、動向や将来展望などを明らかにした。2018年のレディースインナーウェアは縮小基調だったが、メンズインナーウェアは5年ぶりに微増したことが判明した。
レディースは0.9%減、補正系に関心
レディースインナーウェアの小売市場規模は、前年比99.1%の6135億円だった。縮小基調ではあるが、楽な着け心地を重視する傾向から、体型維持への関心が高まりつつある。補正効果の強いブラジャーが動き始めたほか、ガードルやナイトブラなどでも補正力のある商品の市場投入が相次いでいる。
メンズは0.8%増と5年ぶりプラス成長
一方、メンズインナーウェアの小売市場規模は、前年比100.8%の2585億円と、わずかではあるが5年ぶりにプラス成長となった。背景には、アウター(着用している衣服類)に影響しない商品として支持を得た無縫製商品や、締め付けを抑制してはき心地を追求したウエストゴムのないボクサーパンツの好調さがある。
19年レディース市場は1.1%増と予測
19年のレディースインナーウェア小売市場規模は前年比101.1%の6200億円を予測。快適性などを追求したノンワイヤータイプが急速に市場に広がりをみせたが、18~19年にかけては、特に柄プリントやレース使いのものなど、ノンワイヤーに見えないタイプなどのデザインバリエーションが拡大した。一方で、若年層を中心に体型維持への関心が高まりつつある中、補整や造形を目的としたブランドが着実に店舗やユーザー層を増やしている。
メンズ市場は「自分買い」で変化?
同じく19年のメンズインナーウェア小売市場規模は、前年比100.2%の2590億円を予測している。本人以外の代理購買が多く、販売単価の下落傾向があった市場だが、近年は男性のファッションへの意識が変わり、ようやくインナーウェア分野でも本人購買の傾向が見られている。メーカー各社では、男性が自ら選ぶ楽しさやはき心地の良さを実感するといった本人購買を促す情報発信や施策にも力を入れており、新商品開発も活発化している。
インナーウエア市場もオムニの波?
インナーウェアは総じて実店舗による購買が主流だが、オムニチャネル戦略の強化など、販促活動に変化が見られるのが大きな特徴だ。
モバイル端末(スマートフォンやタブレット)などでの顧客の購買履歴の収集、管理や、オンラインストア(EC)を含めた複数の販売チャネルの在庫の一元化。SNSを活用した情報発信も活発化している。
また、在庫一元化による実店舗とEC双方での物流センター利用や、メーカー倉庫を通さずに小売企業の物流センターに直送する直接物流、国内自社物流拠点の統合といった物流基盤の整備が進んでいる。
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