2017.12.11 通販会社
「独身の日」の紙オムツ売上、大王製紙・ピジョンともに8割増
アリババグループが6日、ECモール「Tmall(天猫)」が、大王製紙(株)とピジョン(株)と戦略提携意向書を締結したと発表した。両社は11月11日の「独身の日」セールで、紙オムツの売上が前年比で8割以上となり、中国消費者からの需要の高まりを受け、中国への商品展開を強化する。
「一人っ子政策」廃止で、ベビーマタニティ用品市場が急増
今回の提携で、大王製紙とピジョンは、アリババグループの「Tmall」と「Tmall Global(天猫国際)」などの複数のプラットフォームで、マーケティングシステム「Unimarketing」を活用したブランド構築、デジタルマーケティング、データに基づいたECサイト運営を行う。
「Tmall」のベビーマタニティ関連ユーザー数は、中国のベビーマタニティ市場の約90%となる約1.6億人に達しており、今年3月時点でのTmall上のベビーマタニティブランド数は2000以上となっている。中でも粉ミルクと紙オムツの販売額増加は顕著で、他のカテゴリと比較して伸び率が約2倍に。また、今年11月の「独身の日」(11.11 Global Shopping Festival 2017)で、紙オムツは最も人気を集めた製品カテゴリとなり、ピジョンの売上は前年比80%増、大王製紙の売上は83%増に達した。
アリババグループTmallの杜宏氏は「今回のタイアップを通じて新たな販売戦略を推進。オンライン上でブランドに販売ルートを提供するだけでなく、オンラインとオフラインを融合した販売形式を開拓し、中国のベビーマタニティ市場の更なる拡大に取り組んでいきたい」とコメントしている。
中国では2015年にいわゆる「一人っ子政策」廃止したことなどから、ベビーマタニティ市場が急速に拡大。さらに今後の5年間で毎年15%ずつ増加し、20年時点での市場規模は3.6万億人民元に到達すると予測している(Rolandberger社調査)。さらに今年12月1日、中国財政部が幼児用紙オムツと一部の粉ミルクの関税を0%に引き下げたことから、国外から輸入されたベビーマタニティ用品の売上拡大が予想されている。
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