2024.09.19 行政情報
紅麹原料による健康被害 原因物質は「プベルル酸」
厚生労働省は9月18日、小林製薬の紅麹原料を配合した機能性表示食品による健康被害について、国立医薬品食品衛生研究所が原因究明を行った結果、問題の製品に含まれていた「プベルル酸」については腎障害が確認されたが、その他の2種類の化合物では腎障害が確認されなかったと発表した。この結果、原因物質は「プベルル酸」と推定された。
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近位尿細管の変形・壊死を確認
プベルル酸は、工場内の青カビが培養段階で混入し、コメ培地を栄養源として産生されたと考えられている。ラットにプベルル酸(単品)を投与した結果、近位尿細管の変形や壊死の所見が確認された。
プベルル酸以外の2種類の化合物は、工場内の青カビと紅麹菌との共培養によって、モナコリンKを修飾して産生されたと考えられている。2種類の化合物については、ラットを用いた実験で腎臓の毒性所見は認められなかった。
食品衛生法上の措置を検討
プベルル酸では腎障害が確認されたが、ほかの化合物では確認されなかったことを受けて、原因物質としてプベルル酸が推定された。
プベルル酸が腎障害を引き起こすことが確認されたことを受けて、引き続き、科学的知見を収集しつつ、同一事案の発生を防止するため、規格基準の策定や衛生管理措置の徹底といった食品衛生法上の措置を検討する方針としている。
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