2023.08.17 調査・統計
ネットスーパー利用率は2割弱、節約志向が浮き彫りに
音響機器と、防犯・監視カメラなどセキュリティ機器の専門メーカーTOA(株)がこのほど発表した『スーパーでの買い物に関する調査』の結果によると、実店舗派が多数で、ネットスーパーの利用率は2割弱。物価高騰の対策に奮闘する、主婦・主夫の姿が垣間見えた。

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1度の買い物での平均購入金額は3776円
放送アナウンス作成サービス「YUTTE(ゆって)」の提供に伴い、7月10日~12日に20代~50代の主婦・主夫500人に聴取した。スーパーは、館内放送・音声案内を多用する場でもあることから、消費者の実態を知ることを目的に調査を実施した。それによると、買い物の頻度は「週1日~2日」が48.6%で最多。「週3日~4日」が27.8%で続いていた。また、1度の買い物での平均購入金額は「3776円」で、中央値は「3000円」。主婦・主夫を対象とした調査であるため、1度に数人分を購入していると考えられる。
日用品や食材を購入する機会の多い主婦・主夫は、「買う」と「作る」の観点からさまざまな工夫をしていた。物価高騰も相まって、お買い得品の購入と食材を無駄にしないという努力がうかがえる回答が目立っていた。
「各商品の相場を把握しておく」(東京都・35歳女性)、「クーポンや曜日限定で価格が安い時に購入する」(神奈川県・53歳女性)、「期限間近での見切り品や特売品、PB品を買う」(和歌山県・58歳女性)、「タイムセールを利用」(埼玉県・56歳男性)などだ。
ネットスーパーを利用しない理由…「送料がかかる。割高」など
ネットスーパーについて、定期的に利用するかを質問したところ、「利用する」は16.6%だった。ネット通販とともに注目されてきたネットスーパーだが、「利用しない」(83.4%)が多数派という結果となった。利用しない理由には、「送料がかかる。割高」(埼玉県・30歳女性)、「生鮮品は現物を見て購入したい」(宮城県・58歳男性)、「買い物が気分転換になっているから」(新潟県・55歳女性)、「すぐに手元に来ないから」(和歌山県・54 歳女性)などといった意見があった。
現在では、多くのスーパーでスマホアプリを導入している。よく利用するスーパーのアプリをダウンロードしている割合は36.0%となっていた。アプリの使用目的で最も多かったのは「クーポンの利用」が76.7%、続いて「ポイントを貯める・使用する」が74.4%、「特売情報を見る」が47.8%など。お得に買い物することを目的とした人が多かった。
スーパーでの買い物の計画性に関しては、「決めていたものを多く購入」(46.2%)が多数派で、次に多かったのは「決めていたものとそうでないもの半々」(35.0%)、「決めていたもののみを購入」(9.0%)。また、現地で多少なりとも予定になかった商品を購入している人は9割以上に及んでいた。
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