2023.06.21 調査・統計
SDGsの認知率、昨年同水準の83%…浸透状況が鈍化
(株)クロス・マーケティングが20日発表した『SDGsに関する調査(2023年)』の結果によると、SDGsの認知率は22年調査時とほぼ同じ83%となり、鈍化の傾向がみられた。

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「名称も内容も知っている」は4ポイント増に
調査は2日~4日。全国18歳~69歳の男女2500人に聞いた。今年は、15年9月の国連サミットでSDGs(持続可能な開発目標)が採択され、目標達成の30年の中間時期にあたる。今回はSDGsの浸透状況について、認知率の推移や17の目標の興味・関心などを分析した。それによると、「SDGsの認知率(名称も内容も知っている+名称は聞いたことがある)は83%と22年の82%とほぼ同様の結果となり、伸びは鈍化。19年からの認知状況では14%→67%→82%→83%で、22年より認知率がやや高まったのは、女性18歳~29歳と女性60代。ただ、22年比で「名称も内容も知っている」は40%から44%となっていた。
17目標のうち男女・年代で興味がある分野が異なる傾向に
SDGsの17の目標のうち、「興味・関心がある」ものについて、コレスポンデンス分析を用いて解析した。女性18歳~29歳、30代は「5.ジェンダー平等を実現しよう」、女性40代、50代、60代は「11.住み続けられるまちづくりを」「14.海の豊かさを守ろう」「15.陸の豊かさも守ろう」。男性60代は「16.平和と公正をすべての人に」、男性30代は「4.質の高い教育をみんなに」、男性18歳~29歳は「働きがいも経済成長も」に興味・関心を持っている傾向がみられた。男性40代、50代は、興味・関心のなさが目立つ結果となった。
17の目標の中でも「5.ジェンダー平等を実現しよう」について、普段目にしていることや、身近で話題になっている出来事を自由回答で聴取した。
それによると、「男女間格差(キャリア、賃金)」や、「多様性・ダイバーシティ」「LGBT/LGBTQ」「性的マイノリティ」「ジェンダーレス」「ジェンダーレストイレ」などの声が挙がっていた。平等には賛成するが、女性専用トイレが減るのは困るという意見も複数あった。
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