2023.06.09 通販会社
ストリーム1Qは赤字に、節約志向の影響などで家電が苦戦
(株)ストリームが8日発表した2024年1月期第1四半期(23年2月~4月)連結決算は、売上高が前年同期比17.3%減の67億9300万円、営業利益が同98.3%減の200万円、純損失は900万円(前年同期は1億1900万円の純利益)となった。

ネット通販事業が減収減益、消費者の節約志向が影響
主力のインターネット通販事業は、売上高が前年同期比17.7%減の65億3100万円、営業利益は同57.8%減の1億2200万円。受注件数は28万1000件だった。売上高は、生活必需品の価格高騰による消費者の節約志向の影響もあって前年を下回った。利益面でも節約志向に伴う競合他社との価格競争で粗利益が低下するなどで、大幅減益となった。
国内家電小売の各カテゴリの前年同期比では家電31.9%減、パソコン15.7%減、周辺機器・デジタルカメラ10.3%増。エアコンなどの季節家電、冷蔵庫や洗濯機などの生活家電がやや低調に推移。テレビ、パソコンも低調だったことにより、総じて伸び悩む展開となった。
外部サイトでの売上は維持
出店する「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「Amazonマーケットプレイス」などの外部サイトの売上高は、ポイントなどの効果的な販促施策の展開で、HDD、カメラ用レンズ、電子辞書などを中心に好調に推移。プリンター、ディスプレイなども、ほぼ前年同期並みだった。
WEB接客ツールのチャット機能を導入している「ecカレント」オリジナルサイト、「楽天市場」と「Yahoo!ショッピング」の外部サイトでの大型家電の配送設置サービスは、きめ細やかな接客を通してそれぞれのユーザーに合った提案を行うよう努めた。
「ecカレント」は、3月の「auPAYマーケット」の「BESTSHOP AWARD 2022」で、パソコン・PC周辺機器カテゴリ大賞を受賞。また、同月の「PayPayモール BestStore Awards 2022」では、同社運営の「イーベスト」が、「スマホ、タブレット、パソコン部門」の第3位を受賞した。
4月にオープン3周年を迎えた家電レンタルサイト「レントコ」では、3月から月額定額レンタルサービスの対応エリアを全国に拡大。また、今後の旅行需要の高まりを踏まえ、家電とセットでの利用を想定し、同月からスーツケース、4月には100か国以上の国でインターネットが定額料金で利用できるポケットWi-Fiルーターのレンタルを開始した。
エックスワンは赤字幅を縮小
(株)エックスワンによるビューティー&ヘルスケア事業は、売上高が前年同期比0.0%減の1億7800万円、営業損失が2800万円(前年同期は4300万円の営業損失)となった。会員向けビジネスは概ね計画通りに推移し、卸販売はコロナ禍の影響もあって店舗販売は厳しい状況が続いているが、全体として売上高は前年同期並み。利益面では、コスト削減の効果もあって赤字幅が縮小した。
各種販売支援事業と3PL事業のその他事業は、売上高が前年同期比6.0%減の1億500万円、営業利益は同50.6%増の1000万円となった。
同社は4月、今後の事業内容の多角化に対応するため、家電商品を含めた不動産仲介トータルソリューションサービスの展開について発表。新築物件・既存物件を取り扱い、入居当日から家電のある暮らしをスタートできるように、入居前にあらかじめ家電商品の購入や家電レンタル品の設置を行っていく方針を示している。
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