2023.04.21 調査・統計
ECユーザーが実店舗メインで購入するもの、1位は「食品」・2位「衣類」
NTTレゾナント(株)が20日公開した『ECサイトと実店舗の関係に関する調査レポート』によると、ECユーザーの多くが「購入目的がなくてもECサイトを見ている」ことや、「実店舗へ行く前に、情報収集の手段としてECサイトを利用している」ことが分かった。ECサイトは実店舗で商品を買う人にとっても、最初に接する情報源となる可能性があることがうかがえる。

実店舗での購入理由は「実物が見られるから」が59.2%
調査は2月3日と4日。15歳~69歳の男女1035人から有効回答を得た。AI型ECサイト内検索ソリューション「goo Search Solution」での独自調査第1弾として、サイトと実店舗の利用動向と関連性の把握を目的に、「ECサイトを1カ月以内に利用した人」を対象に実施した。
それによると、ECを日常利用するユーザーが実店舗で購入する商品ジャンルは「食品」が最多の57.3%、「衣類」が38.9%で続いた。その他のジャンルは30%以下にとどまり、実店舗で購入される商品とそうでない商品は二極化しているといえる。
実店舗での購入理由は、「実物が見られるから」が59.2%と過半数に達していた。即時性を重視する「リアルタイムで手に入る」(40.9%)と、価格を考慮する「送料がかからないから」(38.4%)が続いていたが、「実店舗でじっくり吟味したい」というニーズが顕著に表れる結果となった。
EC利用者の71%が「実店舗でのアプリクーポン利用経験あり」
アプリのクーポン利用に関する質問では、ECを日常利用するユーザーの71.1%が「実店舗でのアプリクーポン利用経験あり」。使用したクーポンの種類は「値引き」クーポンが60.8%で最多だった。このことから、クーポンは実店舗の利用動機になる可能性が高いと言えそうだ。
ECサイトの利用動向について、ECユーザーの87.9%が「購入目的がなくてもECサイトを訪問する」ことが分かった。理由は「購入検討のため」(47.0%)が最多だったが、「店舗訪問前の情報収集(価格など)」(8.4%)や「店舗在庫を見るため」(4.1%)とあるように、実店舗への訪問意欲が高いと思われる利用動向もうかがえた。
ECサイトの売上アップを支援する「goo Search Solution」は、AIがユーザーの行動ログから自己学習し検索結果の最適化を行うAI型ECサイト内検索ソリューションだ。商品情報をAIが解析して特徴やポイントをハッシュタグとして自動生成し、より欲しい商品を探しやすくする「ハッシュタグ機能」を3月から提供を開始している。
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