2023.03.17 通販会社
SKIYAKI通期決算、営業利益132%増も特損計上で純利益55%減
クリエイターとファンをつなぐプラットフォームサービスを展開する(株)SKIYAKIが16日発表した2023年1月期(22年2月~23年1月)連結決算は、売上高が前期比4.5%増の24億5400万円、営業利益が同132.2%増の2億2500万円、純利益は同55.2%減の5400万円となった。

韓国ボーイズグループのマネジメント会社から未収金を回収できず特損を計上
売上高は、ストック収益(クリエイターに係るFCサービス)、フロー収益(クリエイターグッズなどのECサービス)ともに堅調に推移。特にストック収益の売上増加が貢献した。営業利益は売上高の増加と販管費の抑制により、前期比で大幅増となった。純利益は第4四半期での特別損失(1億1800万円)計上が影響した。
特別損失(貸倒引当金繰入額)は、韓国のボーイズグループ「OMEGA X」のマネジメント権を持つSPIRE社との業務提携解消に伴い、OMEGA X の日本での活動に関する専属契約の解除を決定。投資その他の資産に計上している長期未収入金の返金を求めていたが、韓国の裁判所に対する仮差押え申立ての結果、回収不能と判断し、特別損失に計上した。
今期も、ファンクラブやグッズ販売、電子チケット販売をはじめ、グループチャット、ライブ配信などの機能をワンストップで提供するオープンモデルのオールイン型ファンプラットフォーム「Bitfan」の新機能を多数アップデート。有料会員一人当たりのGMV向上に向けて注力した。
プラットフォームの有料会員数は4.3%増の105万人
これらの事業展開により、ストック収益を維持する上で重要な指標と位置付けるプラットフォーム(BitfanPro、Bitfan、エンターメディアFC)の有料会員数は、前期比4.3%増となる105万人を超えた。また、FCサービス数は同16.3%増の826となった。(いずれも1月末現在)
有料会員数とサービス数の増加により、FCサービスの売上高は前期比13.1%増の14億600万円となった。また、ECサービスの売上高は同10.1%減の7億6100万円となったが、コロナ禍以前の売上高との比較では、引き続き高い水準を維持している。
次期業績は増収増益の見込みに
24年1月期の通期業績予想は、売上高が26億100万円(前期比6.0%増)、営業利益が2億5700万円(同14.5%増)、純利益は2億2300万円(同309.2%増)を見込んだ。うち、ストック収益は15億2200万円(同8.2%増)、フロー収益は10億7800万円(同2.9%増)とした。
ストック収益の増加は、成長戦略に基づくクリエイター領域の拡大と有料会員一人当たりGMVの向上を前提とした。フロー収益は、ECサービスで概ね前期と同水準を見込む一方、MD事業の売上増加などで微増を予想した。
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