2023.03.15 通販会社
ストリーム期末決算、ネット通販は増収減益…生活家電が好調
(株)ストリームが14日発表した2023年1月期(22年2月~23年1月)連結決算は、売上高が前期比0.3%減の302億1200万円、営業利益が同45.0%減の3億8200万円、純利益は同57.9%減の2億1800万円となった。

ECモールではポイントなどの販促施策が奏功
主力の「インターネット通販事業」は、売上高が前期比0.3%増の289億5000万円、営業利益は同21.3%減の7億6100万円。国内の家電小売業界は、エアコンなどの季節家電、冷蔵庫や洗濯機など等の生活家電が堅調に推移したが、テレビ、パソコンなどは低調だった。
各カテゴリのでは、家電が前期比0.4%増の166億4700万円、パソコンが同4.1%減の31億4600万円、周辺機器・デジタルカメラは同1.7%増の79億8800万円。売上高は前期を上回ったが、利益面ではインターネット(主に検索連動型)などの広告宣伝費や、競合他社との価格競争などによる粗利益の低下により、前期比で増収減益となった。
売上高確保の大きな要因である「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」「Amazonマーケットプレイス」などの外部サイトの売上高は、ポイントなどの効果的な販促施策の展開で、ヘアドライヤーなどの理美容家電、洗濯機、クリーナーを中心に好調に推移した。また、スマートフォン、HDD、カメラ用レンズなども前期比で伸長した。
「イーベストPC・家電館楽天市場店」が楽天SOY総合5位に
WEB接客ツールのチャット機能を導入している「ecカレント」オリジナルサイト、「楽天市場」と「Yahoo!ショッピング」の外部サイトでの大型家電配送設置サービスは、洗濯機と冷蔵庫を中心に売上高は引き続き堅調に推移している。
「イーベストPC・家電館楽天市場店」は、1月に開催された「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2022」で、生活家電部門ジャンル大賞と総合5位となり、5年連続10度目の受賞。また、ANAグループが運営する「ANAMail」に、「ecカレントANAMail」店」を新規出店した。12月には家電レンタルサイト「レントコ」のTikTok公式アカウントを開設、受注件数も堅調に推移した。
(株)エックスワンによる「ビューティー&ヘルスケア事業」は、売上高が前期比13.4%減の8億4400万円、営業損失は9500万円(前年同期は700万円の営業損失)となった。売上高は、卸販売において店舗販売が厳しい状況が続き、前期を下回った。利益面では広告宣伝費、業務委託費、支払手数料などの販売管理費が増加したことで利益が減少した。
各種販売支援事業と3PL事業の「その他事業」は、売上高が前期比8.4%減の5億1600万円、営業利益は同15.8%増の7000万円となった。
次期業績は増収増益を予想
24年1月期の通期業績予想は、売上高が前期比8.7%増となる328億5600万円、営業利益は同36.9%増の5億2400万円、純利益は同56.7%増の3億4100万円を見込んだ。
「インターネット通販事業」は、インターネット(主に検索連動型)などの広告やSNSを活用したマーケティング活動とともに、売れ筋商材の確保、在庫適正化を引き続き推進。「ecカレント」では、CSのさらなる向上をめざし、問い合わせに関するページなどの改善を行い、より多くの顧客からの高評価レビュー獲得とCVRの向上へ繋げたい考えを示している。
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