2023.02.17 調査・統計
宅配業者を装う犯罪が急増、「宅配セキュリティ」への意識が高まる
(株)ナスタがこのほど発表した『玄関まわりの防犯に関する意識調査』の結果によると、自宅の玄関を開ける際に不安を感じる人が70%を超えていた。また、対面受け取りの際の不安は約60%、配達員を装う犯罪の増加が理由だった。

宅配便取扱個数は年々増加を続けている。それに伴い、置き配の普及で荷物の受け取り方も多様化。昨今では宅配業者を装った強盗や殺傷事件なども起きており、家の前で他⼈と対面することに対して不安を感じることが多くなってきた。
こうしたことから、日本郵便(株)は緊急の警告を発信。「配達員は、制服に名札や社員証を身に着けて配達を行っておりますので、それらを確認の上、荷物をお受け取りください」と、利用者に注意を喚起している。また、「置き配」「コンビニ・郵便局窓口」「はこぽす」(郵便局などに設置されたロッカー)での荷物の配達も行っており、利用を呼びかけている。

宅配便取扱個数は年々増加を続けている。それに伴い、置き配の普及で荷物の受け取り方も多様化。昨今では宅配業者を装った強盗や殺傷事件なども起きており、家の前で他⼈と対面することに対して不安を感じることが多くなってきた。
こうしたことから、日本郵便(株)は緊急の警告を発信。「配達員は、制服に名札や社員証を身に着けて配達を行っておりますので、それらを確認の上、荷物をお受け取りください」と、利用者に注意を喚起している。また、「置き配」「コンビニ・郵便局窓口」「はこぽす」(郵便局などに設置されたロッカー)での荷物の配達も行っており、利用を呼びかけている。
16人に1人が「勝手に家の中に入られた」経験あり
ナスタは、昨年「宅配に関する防犯意識調査」を実施。その後の社会動向などを踏まえ、宅配便を利用する人々の防犯意識がどのように変化したのかをまとめた。調査は7日~8日。20代~60代以上(男性 501人、女性 499人)の1000人に聞いた。
宅配便を利用する人々がどんなことに不安を感じ、どんな防犯対策を行っているのか。それによると、玄関を開ける際に不安を感じたことがある人は70.8%に達しており、前回調査から2.1pt増加していた。
理由は「約束のない来訪だった」が60.5%で最多だったが、続く「初めてみる配達員・業者が訪ねてきた」は39.3%と、前回調査から3.1pt増加。「玄関をあけたら勝手に中まで入られた」という経験も前回調査と同様に6.4%で、16人に1人が「勝手に家の中に入られた」経験があることが分かった。
対面で受取りへの不安を抱く人が59.9%
また、荷物を対面で受け取ることに対しての不安も多く、59.9%に達し、前回調査から10.2 pt増えていた。理由は「配達員を装った犯罪が増えているから」が77.5%と最多で、前回調査から10.7 pt増加。昨今の宅配業者を装った強盗事件の多発が背景にあるようだ。逆に「市中感染などのリスクがあるから」が30.7%と、前回調査から21.8pt減少、コロナ禍による感染リスクの不安は軽減していた。
では、防犯対策は――。「モニター(カメラ)付きインターホンの設置」が34.4%と最も多く、「在宅中でも非対面で受け取り」が26.8%で続いた。「特になし」は30.9%と、前回調査から1.3pt減少していた。
さらに、宅配業者を装うなどの手口で住宅に押し⼊る強盗事件が相次いでいるニュースを見聞きし、防犯に対する意識に変化があったかどうかを調査したところ、73.8%が「高まった」と答えていた。
調査結果を終えて同社は、大型メール便対応ポスト・宅配ボックス・防犯カメラ搭載インターホンなどの普及を通じ、宅配セキュリティを高めることで、物流課題の解決だけでなくホームセキュリティ強化を図り、安全安心を届ける製品開発に取り組んでいきたいとしている。
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