2023.02.15 通販支援
コマースOneHD、3QはM&Aや先行投資で純利益19%減
(株)コマースOneホールディングスが14日発表した2023年3月期第3四半期(22年4月~12月)連結決算は、売上高が前年同期比7.5%増の23億3700万円、営業利益が同14.9%減の4億3500万円、純利益は同19.6%減の2億9300万円となった。

フューチャーショップ、ソフテルは堅調
継続的な売上増加を実現する一方、M&Aによる完全子会社化、減価償却費の増加や人員拡大、オフィス環境向上などの先行投資を実行し、増収減益となった。持ち株会社として統括する主要な事業子会社である、ECプラットフォーム事業の(株)フューチャーショップ、(株)ソフテルの2社は、ともに堅調に推移した。
SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を主軸にした、デジタルコマース支援を提供する(株)フューチャーショップは、売上高が前年同期比9.5%増の18億1000万円、営業利益が同0.5%減の5億2000万円となった。流通総額は同4.0%となる1449億1000万円。コロナ禍で大幅に増加したEC消費は落ち着きをみせているが、流通総額は堅調に推移した。
例年より自社ECサイト閉鎖やEC事業からの完全撤退が増加
また、12月末時点の契約店舗数は前四半期比22件減の2906件となった。解約件数の多さではなく、例年より自社ECサイト閉鎖やEC事業からの完全撤退が増えている。また、複数サイトを1つにまとめるコスト削減によるアカウント解約もあり、契約店舗数の微減要因の一つになっている。ARPUは同8.3%増の6万8923円と着実に向上した。
ECのバックエンドサービスに強みを持つ(株)ソフテルは、売上高が前年同期比1.2%増の5億1000万円、営業利益が同25.0%減の7000万円となった。
第3四半期の開発売上総額は同9.1%減の2億1000万円、1社あたりの開発売上高は同15.3%減の1300万円、同じくストック売上は同11.2%増の2億5000万円、ストック売上比率は、過去6年間平均比6.3%増の48.2%となった。長期大型案件の遅延による工数増加で開発売上金額が減少し、ストック売上比率が増加した
通期業績予想を下方修正
これらの動向を踏まえ、23年3月期の通期業績予想を下方修正した。売上高は前回予想(22年5月13日)の32億600万円から32億200万円(前期比8.9%増)、営業利益は7億1100万円から5億7900万円(同14.3%減)、純利益は5億400万円から4億1400万円(同16.4%減)をそれぞれ見込んだ。
フューチャーショップのコスト増加、ソフテルの案件納期遅延による開発工数増加の影響、
22年11月30日に完全子会社化したSAMURAI TECHNOLOGYの業績を反映した。
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