2023.02.01 調査・統計
クレカフィッシング詐欺が98%減、携帯キャリアを狙った詐欺が急増
ソフトバンクグループのBBソフトサービス(株)が1月31日発表した、2022年12月の「インターネット詐欺リポート」によると、猛威を振るっていた「クレジットカード」のフィッシングが減少傾向にあることと、「SoftBank」を狙った詐欺サイトの急増が特徴的だ。

SoftBankの割合が12月に急増
12月は、「SoftBank」のフィッシング詐欺が急増した。いままで携帯キャリア向けフィッシング詐欺サイトはau・docomoの割合が高くSoftBankは多くなかったが、12月に入って急増。全フィッシングサイトにおける割合は11月までは0.0%~0.1%だったが、12月は61.6%に。
手口もOSごとに出し分けをしており、iOSでアクセスするとIDとパスワードを盗み、Andoridでアクセスすると偽ソフトウエアをダウンロードさせるページに誘導される。
詐欺ウォールで調査・収集したフィッシング詐欺サイト・ブランドランキングでも、「SoftBank」が1位。2位は前月と同じ「国税庁」で、1月に入っても報告数が増加している。また、ここ数か月は大きな変動が見られなかった「Apple ID」(7位)のフィッシング詐欺も大幅に増加、前月比15倍になっており注意が必要だ。。
12月の詐欺サイト検知数が前月から13万8000件増
12月は「SoftBank」のフィッシングの報告数が増加した影響で、携帯キャリア向けのフィッシング詐欺の構成比(5.6%→63.2%)が大幅に増加した。逆に「Webサービス」は48.7%→4.8%に減少しているが、前回急増した「えきねっと」の報告数が減った影響といえそうだ。
詐欺ウォールによる12月の詐欺サイト検知数は、前月比約13万8000件増の約515万1000件。同社は「フィッシング詐欺被害防止のポイント」を指摘し、注意を促している。
「メールやSMSで案内されたURLが正規のURLか確認する」/「個人情報やクレジットカード番号の入力を促すメール・SMSに注意する」/「SSL通信が提供されているかどうかチェックする」/「ログインID・パスワードの使い回しを控える」――などだ。
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