2023.01.18 調査・統計
Z世代の50%以上が「リセールバリューを意識して購入」
リユースデパート「KOMEHYO」を展開する(株)コメ兵がこのほど発表した『消費行動とリユース品への価値観に関する調査』の結果によると、リユース品購入への抵抗感が薄くなったと感じている人が43.5%、リユース品の購入経験がある人は66.6%に上っていた。

約9割が買い物で「コスパの良さ」を重視
調査は2022年12月27日~30日。18~69歳(Z世代=18~26歳、ミレニアル世代=27~42歳、氷河期世代=43~51歳、バブル世代=52~57歳、しらけ世代=58~69歳)の男女400人を対象に、世代間での購買に関する意識差と実態をまとめた。
それによると、買い物をするときに「コスパの良さ」を重視する人が約9割に達していた。どの世代も8割を超える中、最もコスパを意識しているのは、しらけ世代の96.3%だった。また、すべての世代で「コスパの良さ=価格の安さ」という認識が下がっており、購入価格以外の価値基準も強くなっていることがうかがえた。
買い物をする際に重視することは、「品質の良さ(長く使えること)」(72.5%)、「価格の安さ」(67.3%)、「機能性」(48.3%)など。また、リセールバリューを意識して商品の購入機会が増えた人は28.1%となり、最も高かったZ世代の男性は47.5%に上っていた。
リユース品の購入経験は66.0%
さらに、リユース品購入への抵抗感が薄くなったと感じている人は43.5%に上り、Z世代の51.3%が最も薄く、33.8%だったバブル世代が最も強い結果になった。リユース品購入経験は66.0%があり、氷河期世代(71.3%)が最も高かった。リユース品に対する抵抗感が薄くなったと感じている人に限定すると、84.5%がリユース品の購入経験があると答えていた。
店舗とネットの買い物に関する意識は、販売形態がネットだけでいいと思う人は4.5%、店舗だけでいいと思う人が5.5%。Z世代で店舗だけでいいと回答した人が11.3%となり、他の世代よりも高く、全体(5.5%)の2倍を超えていた。
どの世代も、価格よりも商品のジャンルによって店舗で買うか決めている人が多く、商品ジャンルで決める人の境界線は「ブランド品」であれば店舗、「家電」であればネットで買うことが判明。世代別ではZ世代が店舗で買いたい項目が最も多い結果だった。
求められるネットと店舗の両立
調査結果を受けてコメ兵は、Z世代を中心にリセールバリューを意識した買い物をする人が増えていることから、高品質で長く使うことができるモノへの需要と、使わなくなったモノを循環させる意識が高まっているのではないかと考察。
販売形態に関しても、ネットと店舗の両立が求められていることが分かった。ブランド品に関しては、店舗とネットの境界線上に位置し、手に取って試すことができる、スタッフに相談ができるなどといった店舗での体験価値が一層求められていると考えている。
19日にグランドオープンとなる「KOMEHYO GINZA」では、憧れのブランドアイテムを気軽に手に取って試せる、リユースのリアル店舗ならではの買い物体験を提供する。2Fには、見るだけでも価値のある、時代を越えて受け継がれるべき希少性の高い美術品級のアイテムも取り揃え、こちらも手に取って試してもらうことができるという。
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