2023.01.17 調査・統計
シニア層でデジタル化が加速、アプリ利用1位はLINE…ADKシニア白書22
(株)ADKマーケティング・ソリューションズと、(株)ADKダイレクトが16日発表した『シニアのデジタル白書2022』によると、コロナ禍を経てシニア層のデジタル化が進んでいる様子が読み取れ、中でも女性のほうがスマホの利用度・依存度が高く、さまざまな消費やサービス利用に積極的な様子がうかがえた。

スマホの1日の操作時間、「1時間超え」が合計67%に
調査は22年7月19日~24日。シニアマーケティング支援事業を提供するゆこゆこホールディングス(株)の会員データを活用し、男女60歳以上のシニア層1119人のデジタルデバイスの浸透や、オンラインを活用した消費・生活の実態や意識をまとめた。
それによると、スマホの1日の操作時間は、「1時間~3時間」が51.3%で最も多く、「1時間超え」は合計67.7%となった。また「寝る前スマホ」(31.4%)、「寝起きスマホ」(37.1%)は習慣化。「ながら視聴」(49.2%)をしながら情報に同時に広く触れているシニア女性の柔軟さがうかがわれ、デジタル生活はシニア女性のほうが先取りしている傾向が見られた。
「二次元バーコード」の利用率は32%
インターネットサイトやアプリの利用について。「LINE」が79%で最も利用率が高く、続いて「グーグル」が66.2%、「ヤフー」が66.0%だった。一方、「Facebook」「Instagram」「Twitter」「TikTok」などのSNS利用率は、いずれも2割に届かない結果となった。
また、SNSで「#(ハッシュタグ)」を使った検索、いわゆる「タグる」行為をするかどうか聞いたところ、現在もしくは過去検索したことがある人は11.8%となった。「今後は検索してみたい」と回答した人は21.6%で、利用者と合わせて33.4%が関心を示していることが分かった。
QRコードなどの「二次元バーコード」の利用状況は、「よく利用する」「たまに利用する」は32.8%。男女ともに60代が最も高く、またどの年代も女性の利用率が男性を上回っていた。二次元バーコードは、スマホ利用率の高い女性ほど浸透が進む可能性が高く、今後二次元バーコードを使ったサービスを受容しやすいシニアが増加すると考えられる。
また、スマホやタブレット端末のゲームアプリの利用は、比較的高い割合で利用していることが分かった。中でも「脳トレ」関連アプリでは女性31.8%、男性13.8%で、女性の利用率が高く、「将棋」関連アプリでは男性9.1%、女性2.9%となり、男性の利用率の高さが見られた。
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