2022.11.21 ECモール
高校生が道の駅をEC化、「メルカリShops」で徳島県産品のネット通販開始
メルカリグループの(株)ソウゾウはこのほど、徳島県立つるぎ高校と連携し、地元の道の駅「貞光ゆうゆう館」が販売する特産品の新たな販売戦略を提案し、誰でも簡単にネットショップを開設できるECプラットフォーム「メルカリShops」を用いた販売を開始した。

ECビジネスを学んだ高校生の「実践の場」に
ECによるネット販売は、地域の商店にとって新たな顧客を増やすなど販路拡大に繋がる可能性が大きい一方、「ECショップを管理できる人がいない」「集客の仕方がわからない」など、ECショップ参入に向けて踏みとどまるケースも少なくない。
実際、「貞光ゆうゆう館」は自社サイトを運営しているが、来訪者のリピート購入を電話で受注するという、昔ながらのお取り寄せ方法を主な通販手段としていた。集客面での課題を抱えていたこともあり、ECビジネスを学んだ高校生の「実践の場」として協力を買って出た。
メルカリグループがつるぎ高校で行ったのは、スマホ1つでネットショップを開設できる「メルカリShops」を用いて、地域の事業者をEC化させるという「メルカリShops PBLプログラム」。9月に始まった授業は、地域ビジネス科1年生20人が、ECによる可能性や活用方法、「メルカリShops」での出店や出品についての理解を深めてきた。
生徒たちにとって、プログラムは単に学ぶ対象ではなく、EC販売に課題を抱えている事業者に向け、ECの専門家として、コンサルタントのように販売計画を提案していくことが求められた。授業では、地域産業への理解促進とビジネスマインドの育成、ITスキルの向上をめざし、地元事業者の販路拡大を通じた売上増による活性化につなげることもめざした。
全国初の高校1年生によるEC化支援
今回、ネット販売を開始した道の駅「貞光ゆうゆう館」の商品は、「半田そうめん・みまから一味セット」「徳島ラーメン・みまから一味セット」「家族でほっこりお鍋セット」「3種のドレッシングセット」「鳴門金時お菓子セット」「ゆうゆう館手作りジェラート」など。
地域特産品やオリジナル商品が多く、品揃えも豊富という特徴はあるが、地域の人しか知らない商品もある。「EC販売に力を入れることは、より多くの人たちに知ってもらえるチャンス」と、バラエティーに富んだ商品を提案し、採用された。これも、高校生たちによる販売戦略だ。
ソウゾウによると、メルカリShopsを活用した教育プログラムは全国で4例目。四国では初となり、「道の駅」の活性化や、1年生による事業者のEC化支援は全国初となる。今後も全国の教育機関にECの活用支援と地域活性化への知見を提供していきたいとしている。
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