2022.11.01 通販会社
ベガコーポレーション2Qは減収減益、巣ごもり消費減退や円安などで
家具インテリアのECサイト「LOWYA」を運営する(株)ベガコーポレーションが10月31日発表した2023年3月期第2四半期(22年4月~9月)決算は、売上高が前年同期比3.5%減の82億円8600万円、営業利益が同66.8%減の1億1500万円、純利益は同73.4%減の5900万円となった。

巣ごもり消費減退・円安進行・原価率の上昇などで減収減益に
損益面では、前年度からの反動減と円安進行による原価率上昇の影響により、減収減益となった。円安と原価率の上昇は顕在化しており、第3四半期以降の利益コントロールは引き続き課題としている。
成長の柱とするLOWYA旗艦店は、SEO・Web広告からの新規アクセス流入、SNS強化による認知度向上と、モバイルアプリのダウンロードを通じた会員化の促進に取り組んだ。DOKODEMO事業のGMVは、前年同期比61.2%増と成長基調を継続している。
イオンリテール向けに家具の卸売り販売を開始
なお、創業以来ネット専業で事業を行ってきたが、新たにネットとリアルを融合した事業体制を構築する方針を打ち出し、9月からイオンリテール(株)向けに家具の卸売り販売を開始。イオンスタイル幕張新都心(9月)、同北戸田店(10月)で売り場を開設するとともに、福岡市に初の直営店開業(23年初春予定)も決めた。
LOWYA事業の第2四半期売上高は、前年同期比1.5%減の39億1900万円。GMVは同2.1%減の41億7700万円。外出増加による巣ごもり需要の減退で、ハードルが高い前年同期実績に、やや及ばなかった。
旗艦店の流通取引総額は12.8%減
旗艦店の流通取引総額(GMV)は前年同期比12.8%減の19億6300万円。第2四半期末の会員数は同25.8%増の125万2000人となった。順調に増加するとともに、リピーターによる売上比率も、同18.4%増の24.5%となるなど着実に上昇しているが、GMVは前年実績に及ばなかった。
品揃えでは、従前より取り組んでいる自社プライベートブランドにおけるヒット商品の開発、高利益率商品の開発を継続するとともに、LOWYA旗艦店における取扱いカテゴリと商品数の拡充を企図して開始した他社ブランド商品の取り扱いも、アクセスと受注を獲得している。
新規事業として取り組んでいる越境ECプラットフォーム事業「DOKODEMO」は、前年度に引き続きインバウンド消費の代替としての需要増加に加えて、円安進行が日本製品の割安感を高めて需要を後押しする中、需要をとらえた品揃えの充実やマーケティング施策を実施したことで、アクセス数及び会員数がともに順調に推移し、高い成長率をみせている。
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