2022.10.18 調査・統計
21年「靴・履物」市場、2.6%増の1兆967億円もコロナ前から大幅減
民間調査会社の(株)矢野経済研究所が18日発表した調査結果から、2021年度の「靴・履物」国内小売市場規模は前年度比2.6%増の1兆967億円と推計されることがわかった。新型コロナウイルス感染症の流行に伴う新たな生活様式の定着などが、市場の回復に影響を及ぼしたと分析している。

新たな生活様式の定着で回復も小幅に
同市場は2016年度から縮小を続け、コロナ禍により、20年度には市場が2割減少するほどの深刻な打撃を受けた。
21年度は前年度の大幅縮小の反動からわずかに回復したものの、コロナ以前の19年度には遠く及ばない結果となった。
コロナ禍の影響による行動制限も緩和され、外出機会が増えたが、コロナ禍で生まれた新たな生活様式が定着しつつあり、需要回復が本格化していないという。
2022年度も微増または横ばいと予測
2022年度は同1.5%増の1兆1,134億円になると予測。引き続き、コロナ禍の影響、新たな生活様式の定着、原材料価格の高騰に伴う商品価格の上昇といった要因から、大幅な回復は見込めず、微増または横ばいで推移すると分析している。
同市場では、既存企業に加えて異業種からの参入もあり、熾烈な市場の奪い合いが生じている。新規参入した各社ではさまざまな施策を打ち出し、特にECチャネルの強化や、リアルとオンラインを融合させたOMO施策に取り組む動きが目立っている。
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