2022.10.14 通販支援
出前館、ドローンデリバリー開始…神戸学院大学生6000人らが対象
デリバリーサービスの(株)出前館は13日、ドローンソリューションコンサルティング事業者や地元大学などと協業し、兵庫県・NIROの「2022年度ドローン社会実装促進実証事業」として11月3日まで、神戸市ハーバーランドとポートアイランド間で、「出前館」のアプリを利用したフードデリバリーのテストマーケティングを実施していると発表した。

スターバックスのコーヒーを約5分で提供
参加しているのは、TOMPLA(株)、(株)吉富運輸、日本コンピューターネット(株)、スターバックスコーヒージャパン(株)、神戸学院大学。なお、ドローン物流を手がけるTOMPLAとの連携は、9月の新潟市でのテストマーケティングに続く2回目となる。
出前館によると、これまでの実証事業は、運搬後の食品品質や航路の検証のため、単日で限定された注文回数での実施となり、実際の市場環境とは言い難いものだった。そこで、ドローンデリバリーの商用化をめざし、20日間のテストマーケティングを実施することにした。
実証エリアとなるポートアイランド西岸は滞在人口に比して飲食店が少ない地域だ。フードデリバリーも、飲食店が密集する三宮地区から橋を渡る必要があるため、配達の請負者が少なく、飲食の選択肢が限られている。
地域で大きな割合を占める神戸学院大学の学生約6000人と職員、地域住民を対象に、スターバックスのコーヒーを、提供元のハーバーランド側から約5分間の飛行で提供する。消費者への周知、広告は、マーケティングを専門とする神戸学院大学経営学部の辻幸恵教授が指導するゼミが担当し、メインターゲットである大学生のインサイトに基づいた施策を展開する。
テストマーケティングの様子
11月3日までテストマーケティングを予定
テストマーケティングは11月3日までを予定し、高浜岸壁(モザイク大観覧車付近)~ポーアイしおさい公園を飛行区間とする。
手順は、「出前館」のアプリで注文された商品を、吉富運輸の離陸ポートのパイロット補助者が店舗から引き取り、ドローン離陸地点(高浜岸壁)に運ぶ。ドローンの運搬箱に商品を積み込み、高浜岸壁から離陸し、神戸港を横断。約5分後にポーアイしおさい公園に着陸。着陸後、着陸ポートのパイロット補助者が、受け取りに来た注文者に手渡す――。
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